まさかの事態に手続きが止まる
「バレンシアでマンション購入⑤:自営業は辛いよローン申請で泣き笑い」の続きです。
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ローン審査が通ったので、やっと自分達の家が手に入ると思ったら、またもやスペインあるあるのいい加減さのせいでマンション購入プロセス停滞です。
280ユーロの負債が未支払いの物件てなんだよ!
Open Bankのローン申請をしている時に気が付いた事があるんです。それは、購入物件の登記にとんでもない間違いがあると言うことに。
登記によれば、この物件には280ユーロの負債が残っており、返済期限は50年となっているとか…え??
現在の売り手がこの家を購入した時の手続きミスでした。この物件の前の前のオーナーは、ローンを組んでこの物件を買い、ローンは払い終えていたので銀行側の手続きは終わっていたんですが、登記にローンの支払いが終わったと言う手続きをしていなかったようです。
今のオーナーはもちろんその道のプロのGestor(ヘストール)を使って手続きをしたんですが、現金一括払いでローンを組まなかったため気が付かなかったようです。たのむスペイン人、自分の専門なのにこんな初歩的なミスすんなーーーーー!
と言うことで、この登記が修正されないと先に進めず、ローン申請は通っても最後のサインと購入手続きは止まったまま。
手付金を払った時に、ここから3か月の間に購入資金を用意し(つまりローンを組む)購入のサインをするという決まりだったのですが、ここはさすがに私達のミスではないので不動産屋さんも3か月の期限は気にしないでよいと返事をもらっています。
この話を数名のスペイン人にしたところ、「あー自分もそうだった!」と言うような話をちらほら聞きました。これって普通なの? スペインおかしいよ…ダブルチェックしてください。というかダブルチェックもいい加減な君たち、トリプルチェックしてよ!
そしてこの登記を修正するのが、一向に進まない。初めは2週間ぐらいで修正されるはずだったのに、結局2か月以上かかりました。ちょうどスペインの夏休みに当たってしまったかと思ったら、それも少しはあるかもしれないけれど、別の理由がちゃんとありました。続きは次の記事で!
15年以上住んでいても、スペインのいい加減さにまだまだ驚く日々です。
「バレンシアでマンション購入⑦:家を買う前に鍵をもらっちゃった!」に続きます!
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