アンダルシア旅行:アルプハラの白い村マイレナの風景

仕事とバカンスを兼ねてアンダルシア地方を回って来ました。ルートはグラナダセビージャマラガ→ロケタス・デ・マル→マイレナベルハエル・エヒードアルメリアです。

10月18日~20日:ロケタス・デ・マル(Roquetas de Mar)とマイレナ(Mairena)に滞在(前回の記事「マイレナのロサおばさんの家」はこちらから)写真はクリックすると拡大しますので、是非大きな画像で楽しんで下さい。

マイレナ村はどこも坂が急です。この村で生まれ育ったお義母さんはすっかり都会っ子になってしまったのでものすごーいへっぴり腰で坂を下ります。坂を下った所には、昔の洗濯場(LAVADERO)が残っています。あとは水汲み場。ここマイレナの水はシエラネバダ山脈から来るのでものすごく美味しいです。今まで飲んだ水で一番美味しい。水が美味しすぎてパートナー君はマイレナ滞在中ビールやアルコール類は一滴も飲まず水ばかり飲んでいました。わたし1回の食事でグラスに3杯ぐらい飲んでましたねー。ロサおばさんも必ずロケタス・デ・マルの家に戻る時はペットボトルに水を詰め、飲料水は必ずマイレナの水にしているそう。

急な坂ばかり。お義母さんはこの通りへっぴり腰。昔の共同洗濯場。昔の共同洗濯場。こちらは水汲み場です。ここだけではなく他の場所にもあります。

写真一番左下がお義母さんの生まれ育った家です。お義母さんのお父さんが亡くなった時に兄弟には各自遺産相続があり、こちらの家はお義母さんの弟さんのものになりました。お義母さんはオリーブ畑を相続したそうですがバレンシアに住んでいるので手入れも出来ず売ってしまったそうです。

昔は階下は家畜のための場所でしたが、現在マイレナ村ではロバを村の中で買うのは禁止だそうです。そんな条例があるなんてのどか。食後、村外れの墓地へ向かいました。シエスタ時間だったので村は更に静かです。

ここがお義母さんの生家。今はお義母さんの弟の持ち物です。こちらの家は売り出し中。誰もいない…。村外れの墓地へ向かいます。

墓地までの道は果物がたくさん。今年最後のいちじくや、いつまでも暖かかったのでまだたくさん実っていたHigo chumbo(イゴ・チュンボ、サボテンの実です)は食べる人が少ないのか、道端にたくさん落ちていました。パートナー君の大好物です。わたしはそれほど好みじゃないんですけどね。墓地に向かう途中にある親戚の家に寄ってぶどう頂戴ってお願いしたら(こういうの村では普通です。余ったものを人にあげたり、物々交換をしたり…)帰りに10キロぐらいぶどうをくれました。何か頼むと頼んだ以上に物を渡されるのも村生活の基本です。

スペインの墓地はこうやって横に棺を入れるタイプです。お義母さんのお父さんとお義母さんの継母だった人もここにいます。実の母親はお義母さんが2歳の時にグラナダで亡くなり埋葬されたのですが、お墓は維持費を払わないといけないけれどその連絡がお義父さんに届かず(昔の事なので)、その後20年ほどしてグラナダを訪れたら場所がわからなくなってしまったそうです…。でも継母だった人は天使のような人でものすごく可愛がってもらったそうです。

ここも誰もいません。村の入口に戻ってくるまで、誰にも会いませんでした。今年最後のいちじくの実をつまみ食い。こちらはHigo chumbo(イゴ・チュンボ)と呼ばれるサボテンの実でパートナー君の大好物です。大量になりすぎていて道路に落ちています。こちらはぶどう。墓地に行く途中にある親戚の家。ちょっとぶどうを頂戴よって頼んだら10キロ近くくれました。こちらが墓地。棺を突っ込んでそのまま蓋をします。

翌日の光景。ロサおばさんに頼まれて、水汲み場(上の写真とは違う場所です)まで来てみると、この辺りは猟が出来るところがあるのか、教会のある市場にイノシシが!

マイレナ村は白い村なので、家々おの白い壁に植物のグリーンと花の色のコントラストがとてもキレイ。昔はもっとたくさんお花があったんだとお義母さんは言っていました。村人も年を取り植物の手入れが中々行き届かなくなるみたい。村の中に家族で食べる分だけを賄う小さな果樹園や畑を持っている家もたくさんあったようですが、今は廃れています。お義母さんが小さかった頃の春から夏にかけてのマイレナは花や果物にあふれてとても美しかったそうです。

猟が出来るところがあるそうで、大きなイノシシが村の広場に。こちらの水汲み場は上の写真よりも遠いばしょにありますが、ロサおばさんはこちらまで水を汲みに来ます。白い壁に花が綺麗。どこも道が狭い。迷子になりそう。最近は年をとってお花の手入れが難しい人も多いようですが、ここはすごかった。アンダルシアっぽい風景。飼い猫でした。

今度は絶対に5月~8月の間に来たいなぁ…。それにしてもかわいい村でした。もっとゆっくり散策したり、トレッキングついでの隣の村にも行ってみたかった…。

次回は、「ホアキンおじさんは羊飼い&アナおばさん」をお届けします。

偶然にもこんな本をみつけました。1920年~1934年にマイレナ村近くのジィェセン(Yesen)村に住み着いていた、イギリス人の書いた「グラナダの南へ スペイン農村の民俗誌」という本です。↓

 

ジェラルド・ブレナン著で、彼はスペイン関係の本をいくつか書いているようです。1920年代のウヒハルや、マイレナ村も家を借りる候補地だったなんて記述もありもあり、お義母さんのお父さん(パートナー君のおじいさん)が子供の頃の暮らしがわかるんじゃないかと興味津々です。単行本なので、写真もあるんじゃないかな? 読んでみたい! わたしはとりあえずKindle本で英語の原著(South From Granada)を見つけたので、原著から読み始めています。(和英辞書が付いているので読むのは簡単!)次は日本で単行本を手に入れたいなー。次回はジィェセン(Yesen)にも足を伸ばしたいものです。

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コメント

  1. 本当に素敵な村ですね。写真見ているだけで癒されました。
    そんなにおいしいお水が飲めるなんて、そしてイチジク大好き!だけど、、、東京は高いですね、外れもしょっちゅうだし。。。今回の旅では友達の家を尋ねたずねお願いして(笑)スペイン家庭料理をたくさん学んでこようと思います。親戚や家族のいるナナイチさんが羨ましい。
    次回の記事も楽しみです。

      • ナナイチ
      • 2013年 11月 24日

      ちゃまさん、行くのかなり大変ですけれど、Casa Ruralもありますよ。行ってみますか? いちじくは食べ放題ですよー。いつか夏のバカンス(夏は休みを取ることは殆どないけれど)を1ヶ月ぐらいマイレナ村で過ごしてみたいなぁと思っています。

    • Ana
    • 2013年 11月 22日

    のどかそうな素敵な村ですね。

    サボテンの実はどうやって食べるのですか?
    皮を剥いたらそのまま食べられるのかしら。
    食べた事がないので、どんな味なのか興味津々です(笑)

      • ナナイチ
      • 2013年 11月 24日

      そうですねー、甘みはあんまりなくて、水分が多いので夏に冷やして食べると美味しいのかな??? でも種が多くて…スペイン人はそのまま種もたべちゃいます。食べ方は、刺に注意しながら皮を剥いて頂きます。

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