スペインで学生をする場合一番安上がりで、多分語学も上達して、お友達も出来てしまうなんていうのがアパートシェア。
Piso compartido(ピソ コンパルティード)と言います。わたしも初めて留学をしてからかなり長い間ずーっと友人とアパートシェア。だって安いし!
スペイン人は今はともかく昔はとにかく結婚するまでは実家に居る、というのが基本だったようで、一人暮らし用のコンパクトなアパートを見つけるのはとても難しい。
それでも都会のマドリッドやバルセロナは一人暮らし物件はいくつかあるけれど、バレンシアはなかなか。(わたしの家も無駄にでかいです)
それにアパートの契約だって、通常1年以内で出て行くとフィアンサ(Fianza)とよばれる敷金がもどってきません。
敷金は家具なしで1ヶ月、家具付きで2ヶ月がバレンシアでは多いかな?さらに不動産屋を通すと1ヶ月分の家賃を手数料として支払うことに。(個人で家を貸している大家さんを探すのはなかなか大変。)
ってことで留学生や短期滞在者に一番てっとり早いのは、学校が斡旋してくれたホームスティやアパートに慣れたら、スペイン人学生と暮らすべく、アパートシェアです!
メールや電話でスペイン語を話す機会も確実に増えるから絶対に勉強になりますよ。
わたしが一番お世話になったのが、Loquoと呼ばれるスペインではポピュラーな広告サイト。
こちらのページに入ったら、次は「Valencia」をクリックして・・・。
さらに「Compartir piso」をクリック。
その他に出会い系みたいなのやら、お友達探してますやら、子犬売りますやら・・・。盛りだくさんです。
箇条書きのこんなアパートありますという1行広告がばーっと。
よく見て自分の条件に合ったものをみつけてクリック。
わたしは基本的に写真のあるものしかクリックしません。面倒くさがり屋なのでコンタクトを取ってアパートを見に行ったらまったく好みじゃなかった、ということがないようにです。
うーん、バレンシア物価安い!
今回久しぶりにチェックしてみたところ、安いところは150ユーロぐらいから。
ここわたしもちょっと見てみたいな?ってところは250ユーロぐらいでした。女性は、安全のためにあまり安すぎる部屋や、男性ばかりの家を選ばないほうが良いと思います。
コンタクトを取る前にきちんとチェックすべきは、
- 学生OKか
- 何人ぐらいのアパートなのか
- 喫煙or禁煙
- 動物はいるか
- 治安は良いか(バレンシアはそれほど治安が悪いところはありませんけどね)
- 学校までアクセスはいいか
- 勉強する机はあるか
- ネット環境は整っているか
コンタクトを取って実際家をみに行ってからチェックするのは
- きちんと掃除をしているか(日本人は綺麗好きですしね)
- 同居人達とフィーリングが合いそうか
これぐらいかな?ようは気が合う相手かそうじゃないかってのを向こうもこっちも面接して決めるってことですね。
気に入らなかったら断っても全然OKです。
スペイン語でメール書いたり、電話したり・・・。家探し面倒ですよね?引っ越しも。わたしも嫌いです。でもこれを乗り越えて自分の城を手に入れたら絶対自信になるし、もしかするとそこにはあなたの一生の友達が待ってるかもしれませんよ!
というのも、わたしの10年来の友達もアパートシェアで出来ました。友達が出て行く、というので何度か面識のあったJパパ(わたしは家族のような少し年上の彼をパパと呼んでいます)に誘われ引っ越し。
その後は芋づる式にJパパの友達とどんどん知り合って・・・スペイン語全然出来なかったあの当時のわたし、どうやってお友達になったのかが本当に不思議で、今でもよく「あの頃のナナイチのスペイン語はひどかった」と言われる始末!
ちなみに、当時は口コミか、大学の掲示板の広告をチェックする感じでした。ネットって便利すぎる!
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