スペイン人友達おススメのアリカンテのバル「El Cantó」
バレンシアをゆっくり出発し、アリカンテ到着後ホテルのチェックインに異常に時間がかかって気が付いたら13時すぎ!
パエリアは翌日に予約してあったので、アリカンテに仕事でよく行くスペイン人友達がおススメのタパスバル「El Cantó」に行くことにしました。
こんなクラシックな店構えの「El Cantó」。オープンは1984年なんですねー。
こういういかにも老舗というような内装のバル、おしゃれな店が増えて最近少なくなりました。壁には写真・絵・新聞記事が所せましと飾られています。
画像の中央に見えるテーブルがすこぐ機能的でした。省スペースでテーブルを少しでも広く使えるように、アフタヌーンティのお皿のように段になってるんです。
「El Cantó」でタパスを堪能!
私たちもテーブルの上段にパンを置いてみました。
こちらのパンはチャージがなし。お代わりはもしかすると無料じゃないかもしれませんが、スペインでは珍しい!
メニューにはタパス、一品料理、Montadito(モンタディート)、カナッペ、デザートの全てに番号がふってあるのですが、100以上ありました!
一品目はトマトと大トロの缶詰のサラダ。
バレンシアでもよく食べるものだけれど、ほかのテーブルが頼んでいておいしそうだったのでつい。これは半分の量でMedia Ración(メディア・ラシオン)。間違いない美味しさ。
海老のアヒージョ。
日本ではアヒージョと呼ばれていますが、正しくはGambas al ajillo(ガンバス・アル・アヒージョ)で、アル・アヒージョというのはニンニクとオイルで煮込む料理方の事です。
バレンシアのバルでは海老のアヒージョは全くポピュラーではなく、メニューにないお店も多いのですが(普段は家で食べています)、スペイン人夫がこれは海老もプリプリで塩加減もよくて美味しいね!とお気に入りでした。
3皿目は、揚げたポテトに目玉焼き(生ハムの下)+イベリコ豚の生ハム!
これは、揚げたポテト&目玉焼き+いろんなバリエーションがあるスペインバルでよく見かける料理です。調味料はオリーブオイルと塩で、超シンプルなんですが美味しいんですよねぇ。炭水化物LOVEなスペイン人夫のチョイス。
うまい生ハムは脂身の部分も激うまを言うことを再確認させる一品。ポテトの熱で脂身がとけて甘いんです。
これは追加した4皿目。
注文した料理がどれも美味しかったのでもうお腹は満足していたのに、食いしん坊の私達、もう少し食べたい! モンタディート(Montadito)頼んじゃいました。
奥がソブラサダ(Sobrasada)+チーズ、手前が牛ひれ肉ステーキ+焼いたナス。焼いたナス?? と、思いましたが美味しい組み合わせでした。
「El Cantó」の超スペイン的デザート
デザートは洋ナシの赤ワイン煮とプリン。どちらも自家製で、スペインで昔からよくあるデザートです。
洋ナシの赤ワイン煮はとっても美味しかったのですが、プリンはすが入りすぎていて好みではなかった。残念! でもスペイン人夫にすが入りすぎだよこれって言っても余りピンとこないようでスペイン人には余り気にするポイントじゃないのかな??(すが入りすぎプリン結構よくあります)
コーヒーを飲んでこの日のランチは終了!
13時30分に入店して、食事が終わったのは14時半過ぎでしたが帰るころにはあっという間に満席になっていました。お料理もスピーディに出てくるし、若いサービスの子もベテランの方もみんなとても感じが良かったのが印象的です。
「El Cantó」を紹介してくれた友人曰く、大人気店なので早めに行くことが必須みたいです。アリカンテへ観光旅行に行く方で、スペインのタパスを楽しみたい方、是非お試し下さい!
アリカンテのタパスが豊富な老舗バル「El Cantó」
- 住所:Carrer Alemania, 26, 03003 Alacant
- 電話:+34 965 92 56 50
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