日本とスペイン合唱団の合同コンサート
3月14日に予告した、風車の村、カンポ・デ・クリプターナのコンサートに行って来ました。
何から書けばいいのかわかりません。
クラシックなんてわからないし、ピアノと歌のコンサート、楽しめるかな・・・でも日本のなつかしい歌が聴けるし大丈夫かな、一緒に行くアッシー君にされたパートナー君は退屈するかな、と色々考えてしまいましたが、そんなものは杞憂。本当にすばらしかった。
コンサート1部
世界の超有名曲(カルメンのハバネラや、オーソレミーオなど)を歌手の長谷川泰子さんがピアニスト玉木晴子さんの伴奏で歌い、ピアノソロは、ハビエル・エステバラン・クレスポ氏と玉木晴子さんがそれぞれ2曲ずつ(すべてスペインの作曲家のものでした)、そしてふたりの連弾・・・。
わたし、本当にクラシック音痴なんですけれど、興奮&感動して連弾の「ハンガリー狂詩曲」が終わったあと気がついたら右目から涙が一粒ぽろり。
自分でもびっくりしました。クラシックを聴いて興奮して涙するなんて初体験です。心をふるわせるってこういうことか・・・。
そして休憩をはさんで2部に続きます。
コンサート2部
2部は、まず日本の童謡からスタートです。
この頃には歌手の長谷川泰子さん観客の心をがっちりつかんでいました。(実は同じホテルに宿泊していて、言葉が通じないにもかかわらずホテルのアイドルだったのも確認済みです)
長谷川泰子さんの歌もすばらしいけれど、彼女が舞台の上でニコニコされていたのが本当に印象的でした。わたしが1番好きだったのは、「七つの子」。彼女のやさしい心と歌声にとっても合っていたと思うんですが・・・。素人なのでプロの意見が聞きたいところです!
そして長谷川泰子さんのオリジナル曲を2つ歌ったあとは、長谷川泰子さんオリジナルの1曲と日本の名曲「ふるさと」をサンタ・セシリア合唱団がコーラスで長谷川泰子さんと共演。
サンタ・セシリア合唱団はなんと日本語でコーラスをつけてくれたんです。日本語の歌詞をかみしめながら彼らのコーラスを聴いていたらぶわーっと涙が出ました。こちらはもう歌もすばらしいけれどまさに故郷を思ってですね。海外に住む日本人友達に聞かせてあげたかったって想いました。
陳腐な素人の文章ではいくら書いてもあの瞬間の気持ちは伝わらないので、是非次回開催の時はもっと友達を誘おう!
実は今回のコンサートは子供向けのプログラムもあり、大成功だったようです。子供が最後には9名もステージに上がっちゃったとか。長谷川泰子さんと一緒に来西した井田洋子さん(子供の音楽教育に関するスペシャリスト)のパフォーマンスがすばらしかったようです。きっと大人も楽しめる内容だったに違いない・・・今度はそちらも絶対参加です。
アーティストの皆様、お疲れ様でした。そしてお友だちの晴子ちゃん、忙しい中最後まで付き合ってくれて本当にありがとう・・・。コンサートと晴子ちゃんとカンポ・デ・クリプターナの村人達のおかげで、カンポ・デ・クリプターナが大好きになりました。また遊びに行きます。
最後にアッシーにされて往復8時間近くも運転させられたパートナー君の反応ですが、ピアノが特にお気に召したようです。クラシックはまったく聴かない人ですが、すごい、すごい、よかったと言っていました。わたしちょっとホッとしました・・・。やっぱりよいものは音楽でも食べ物でも分かるんですね、うん。(ちょっと上から目線!)
コメント