アンダルシア仕事&親戚行脚旅行
仕事とバカンスを兼ねてアンダルシア地方を回って来ました。ルートはグラナダ→セビージャ→マラガ→ロケタス・デ・マル→マイレナ→ベルハ→エル・エヒード→アルメリアです。
10月20日~22日:Berja(ベルハ)のいとこのペパの家に滞在(前回の記事「マイレナのホテル」はこちらから)
ベルハ(Berja)のいとこを訪ねる
泣く泣くマイレナとお別れして次に向かったのは、いとこのペパ(Prima Pepa)の家があるBerjaという町の外れにある農園の家へ。
ここは彼らの本当の家ではなく、仕事場である農園と温室栽培のビニールハウスがたくさんあるのでたまにBerjaの町中にある自分の家に帰り、普段はここを本拠地にしているようです。農園の家(Cortijo、コルティホとスペイン語で言います)は自分たちでキッチンを入れたりシャワーを取り付けて快適に改装しているので今はこちらが彼らの本当の家かも?
この辺りでは野菜泥棒や不審者の侵入を防ぐためにどこも大きな犬を飼っていて…わたしとパートナーが触りたいとペパにお願いして…案の定写真右下の大きなワンコ(推定体重35キロ)にね、膝をおもいっきりガブリと噛まれました。

ワンコも本気で「殺る」つもりはなかったようで、血は殆ど出ませんでしたが歯型はきっちり付きました。まだ傷跡残ってます。どうやら、ペパの後ろから近づいたのが気に食わなかったようです。不審者(わたしだ)からママを守ろうとしたんでしょうねー。

でも未だに大きな犬が大好きなわたしで、少しも凝りていません。噛み付いたワンコは♀ですが、♂でわたしを噛んだワンコよりさらに獰猛な犬もいます。(ムツゴロウさんではないとい相手に出来ないレベルの獰猛さ)…かと思えば性格の良いダルメシアンやこんな猫より小さいワンコも。(何度も連れて帰っていいよと言われたけれど犬+猫2匹はマンションでは飼えません。)
ワンコの他にも、食用の鶏やうさぎを飼っています。そして、ペパの家の裏山(?)には、野生のヤギ(Cabra montés)もいます。いとこのペパが、6匹の群れなのにここ数ヶ月は5匹しかいないと言った理由も判明。裏山近くに頭部の骨が落ちていました。ヤギじゃない、野犬っぽい骨もあったな…。
いとこぺパの食卓とお土産
ペパの家では、自分たちで食べる分だけ(食べきれてないけど)の野菜や果物を作る有機栽培の農園(と言うか忙しいので手を余りかけない自然栽培?)があるので、野菜や果物を山のようにお土産に持たせてくれました。

マイレナ村でオリーブオイルを買い込み、生ハムやらその他貰ったものでトランクに余裕は余りなかったけれど、詰め込むだけ詰め込みました。

お願いしたらあの10倍ぐらいの野菜と果物をくれたと思う。頂いた野菜も果物も完熟なのに全然傷まず、もちも良かったのが不思議。
わたしたちをもてなす合間もいとこのペパと旦那さんは(ペパは朝から超ハイテンション)野菜の出荷に忙しく朝早くから働きまくりです。畑があって動物がいる生活は羨ましいけれど、やっぱり農家は大変。

ちなみに、いとこのペパはお義父さんの年の離れたお姉さんの娘さんで、いとことは言えかなり年上です。(お義父さんとペパのお母さんは15才ぐらい年が離れているので、年齢だけならペパの娘さん達がわたしたちのいとこに見える)彼女は少し前まではBerjaの町長だったそうで、立候補して当選したはいいけれど(それもすごい)、優しくて他人のためにも労を惜しまず働きまくる彼女は疲れてしまったらしく、次期は立候補しなかったそうです!
彼女は3年前のバレンシアの火祭りに遊びに来てバレンシアが気に入ったようで、「3月にまた行くわ!」と言ってくれたので今から再会が楽しみです。

次はお義父さんの一番上のお姉さん(御年87才!)と娘さんMaria Luisa(マリア・ルイサ)のいるEl Ejido(エル・エヒード)へ行きます。
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