マンションの鍵だけ先に受け取り
「バレンシアでマンション購入⑥:登記不備で手続き進まず」の続きです。
マンション購入に関する全ての記事は当サイトの生活カテゴリー「マンション(Piso)購入」からチェックできます。
実家の母から、読むだけで疲れるというようなお言葉をいただいていますが、ほんとその通り…。
登記の修正が遅れたわけ
登記の修正には2週間かかると言われたけれど、2週間どころの話ではなかった!
6月10日ぐらいにこの物件の購入を決め、手付金(頭金)支払い。
登記の不備の発覚は6月半ば過ぎ。
そしてこの記事をアップした10月16日、まだ引っ越しどころか売買とローンのサインもしていません。
普通は登記の修正が反映されるのは2週間なので、不動産屋さんは2週間と言ったのですが、さすがスペイン、そうは問屋が卸さない。
今のオーナーがこの家を買った時この家は遺産相続の物件だったので売り手は数名いました。その相続人のうちの一人(つまり売り手)が知的障害者で、サインなどは代理人(彼女の場合はおばさん)がしたそうです。代理人がサインをした特殊な事情だったので、登記に不備がないか裁判所のチェックが入ったのでした…。
そして、この登記がやっと9月終わりに修正されたと思ったら、今度はローン審査で提出した書類(不備があった登記の書類)と相違があるので、もう一回その登記の書類を提出してくれと言われて今に至ります。つまりナンも進んでない!
不動産屋さん、オーナー共々、こんな状況になってしまい申し訳ないと素敵なオファーしてくれます。
まだ自分達の家ではないのに鍵をもらう
こんなに家の売買に時間がかかってしまい、今の家の家賃をずっと払わせるのは悪いから先に鍵を渡すと言ってくれました。
と言うことで、現在は賃貸マンションと購入予定の家を行き来できるようになっています。スペインらしい柔軟性(いい加減さとかゆるさとも言う)がいい方に作動した例?
今住んでいる家の大家さんには、9月30日に11月からは退去と伝えました。スペインでは退去の1か月前に出て行く由を伝えなければデポジットとして預けた1か月分返却がなくても文句は言えません。
そして、10月丸まる使って引っ越しをすればいいので、気持ちにも若干余裕が。スペイン人夫が余裕ぶっこいているので、断捨離させたり引っ越し準備をするのに苦労していますが…。
夫よ、確かに引っ越し先で必要かもしれないが、購入予定の電気ドリルのネット検索の前に荷物を詰めたり掃除をしてくれ。
「バレンシアでマンション購入⑧:新居用に買ったものと断捨離」に続きます。
マンション購入に関する全ての記事は当サイトの生活カテゴリー「マンション(Piso)購入」からチェックできます。
コメント