素敵な林檎釉のそばちょこ
ひっそり日本へ一時帰国し、ひっそり戻ってまいりました。
ちょうど長野県で「草來舎」という焼き物工房をやっている友人夫婦が、日本橋・高島屋の和食器売り場で「酒器と蕎麦の器展」という展示をしていたので、お邪魔しました。スペイン人夫は料理しないくせに、食器や台所用品を見るのが好きで、蕎麦もお酒も好きだからグッドタイミングでした。
購入した「草來舎」の器
そうしたら、出会ってしまったのです、こちらの蕎麦ちょこ。
実は、スペインでもよく蕎麦を食べているので、合羽橋でも見かけるたびに蕎麦ちょこを手に取っていたのですが、見た目が可愛くても、手に取るとなんだか違和感。違うのです。
でも「草來舎」の器は違います。見ても美しいけれど、触ると良さが伝わります。しっくりくるとはまさにこのこと。長野県らしいリンゴの釉薬を使った、涼し気な蕎麦ちょことそばつゆ入れを購入しました。
友人夫婦いわく、日本人は手で器を持って食べるから、DNAに手触りが刷り込まれているんじゃないか、ということでした。確かに納得!
本当は、おそろいの蕎麦用プレート(ザル付きで、ザルを外すと普通の丸いお皿として使える)もほしかったけれど、この色は売り切れでした。
実はスペインの我が家は、洗い場が大理石。もちろん賃貸なので初めから大理石だったんですが、食器がガンガン割れます。「すぐ割れるから引っ越すまでは安い食器にしようね」と言っていたのに、この蕎麦ちょこの魅力には勝てず。大事に、大事に使いたいと思います。
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