バレンシアの有名な陶器&タイルの町マニセスへ!
スペイン有数の陶器とタイルの産地マニセス(Manises)に行ってきました。バレンシア中心部から地下鉄で約20分のマニセスには国立陶芸学校などもあり、日本人も何人か卒業生や在学生がいます。
一緒に行ったのは日本から遊びに来てくれた30年来の友人夫婦。彼らは南信州の山村に焼き物工房「草來舎」を構えています。前回の記事「草來舎の和食器でスペイン料理を食す!」の食器は彼らの作品。彼らはいわば焼き物のプロで自分だけでは分からない事や視点からのマニセス訪問は最高でした。
ここは博物館?必見「La Cerámica Valenciana」
本当は時系列順に見どころを紹介しようと思いましたが、スペインタイル&陶器工房「La Cerámica Valenciana」が凄すぎたので先に紹介します!
本当に素晴らしい、圧巻とかそういう言葉しか出て来ません。
建物と中庭(パティオ)を見るだけでテンションUP。この日はとてもいい天気で真っ青な空に白い壁、素敵なタイルが美しかった。
元々マニセスのこの辺りでバレンシアのタイルや陶器の生産が始まり、昔からタイルや陶器作りをしてきた地区にあります。最近は本当に工房もショップも減っちゃったんですが…。
「La Cerámica Valenciana」の展示室を見学
「La Cerámica Valenciana」の展示は8つの部屋や廊下に分かれていますが、床、天井、壁までスペイン陶器とスペインタイルで覆われています。
すっごく貴重な物もあってこんなに無造作に置いてもいいのかと気になるぐらい…陶器マニア垂涎です。
久しぶりに何かを見て興奮&感動しました。
「La Cerámica Valenciana」のショップ
「La Cerámica Valenciana」のショップディスプレイもいちいち可愛い。と言うか、展示室とつながっているので、そのまま展示が続いているのかと錯覚してしまいそうでした。
焼き物作家の友人達はかなり素敵な手描きのお皿と素朴なタイルを2枚購入。選ぶのにも真剣で床に膝ついてかなりの時間魅入っていました(笑)
お店に置いてあるものはどれもすごくよい造りらしいです。途中忙しいのに工房のスタッフが出てきてお会計をするついでにビデオを見せてくれたり、マニセスの歴史やスペインのタイル&陶器についての質問などに丁寧に答えてくれました。
「La Cerámica Valenciana」の工房見学は月~木
実は見学の予約をしていかなかったので、工房を見ることはできませんでした。金曜日は忙しいので見学は元々受け付けていないようです。
本来は予約が必要な博物館のように素敵な展示室とショップは扉を開け、自由に見ていいよーと言ってくれました。
日本から焼き物職人連れてきたんですって言ったのが良かったのかな? 何はともあれスペイン語が出来ることに感謝した瞬間。
バレンシアからの日帰り遠足…と言うか午前中のアクティビティにぴったりの場所ですよ! 次は必ず予約して訪れたいと思います。
➡マニセス訪問時の写真をもっと見たい方はこちらをクリック!
スポット情報:マニセスで一押しのスペインタイル&陶器工房「La Ceramica Valenciana」
サイトには金曜日9時~13時と言う時間割も載っていますが、月曜日から木曜日の午前中が見学には良いようです。
- 住所:Calle Huerto, 1 46940 Manises Valencia
- WEB:https://www.fabricagimeno.com/(工房や展示室の見学はこちらのサイトから)
- Email:[email protected]
- 電話:+34 961 545913
- Whatsapp:+34 644 393790
いいですねー 個人でいかれたのでしょうか? このマニセスの町も駅前からだいぶ変わっているのでしょうね。
わたくし訪問して 7年経ちました 懐かしいです、博物館並みの昔のものがかざられていました。
昔はこの工房の周りのも 他の工房があったきがします、わたくしが訪問した時も アパートメントが立ち始めていた記憶があります。
今 最近わたくしが 訪問している地域は アンダルシ地方などが多くなっています。
自由が丘に店舗があります。
お返事遅れて申し訳ありません。
はい、何度か個人で訪問しています。
駅前は、Renfeではなくメトロになってしまったので駅はそのまま残されていますが変わったと思います。小さな工房などは2008年にバブルがはじけてから封鎖したところも多かったようです。