信州の焼き物工房草來舎の器がやってきた!
長野県下伊那郡泰阜村と言う、ザ・僻地で小学校5年生と6年生を過ごした私。山村留学と言う都会の子供たちが田舎の生活を体験できる通年のプログラムに参加したのです。
村の小学校に通い(現地の子6人、山村留学の子6名で合計12名のクラス)、全国各地から集まってきた他の子どもたちと楽しい2年間の共同生活を過ごしました。
そのプログラム(現在は「グリーンウッド」と言うNPO法人)で私たちのお世話をしてくれたスタッフがはるばるバレンシアまで遊びに来てくれました。
洋食も和食も合う草來舎の器
現在彼らは陶芸家で、「草來舎」と言う焼き物工房をしており、それはもう素晴らしい作品を作るのです。彼らの作るお皿に乗せたらなんだって美味しく見えるし、和食だけじゃなく不思議と洋食にもピタリとはまる器です。
スペイン人夫も大ファンの「草來舎」の器が、新たにバレンシアの新居までやってきました。買ったお皿は2枚。プレゼントとしてついてきたのが深めのお皿(煮物によさそう)、そして小ぶりのスープボール。
このきれいな青は、りんごの釉薬だそうです。土(粘土)も釉薬も登り窯も全部手作りで、もちろん同じものは一つとしてありません。だから本来は手触りや持った時の感触を確かめ、色を見て決めるのが一番。
でも前回日本帰国の時に訪れた展示会では、今回お願いして持ってきてもらった大皿(そば用あるいはパスタ皿)が売り切れ。でもどうしてもりんご釉の器がいいねとスペイン人夫と意見が一致し、その時はそば猪口とそばつゆ入れだけを買ったのでした。今回念願のそば用のお皿を手に入れてこれでセットに。
スペイン料理と草來舎の器
美味しいお蕎麦も日本からたくさん持ってきてくれましたが、せっかくの日本から来てくれたので、まずはスペイン料理を盛り付けてみました。
スペイン風オムレツのお皿とチーズとソブラサダ(sobrasada)以外はすべて「草來舎」の器です。
洋食器にさんまの塩焼き、芋の煮っころがしは似合わないけれど、和食器にオリーブやイベリコ豚のステーキを盛り付けても違和感なしです。
やっぱり「草來舎」の器は使える。これからも大事に大事に使っていきます。次はマグカップかお茶碗を狙おうかな…。
長野県下伊那郡泰阜村の焼き物工房「草來舎」
オンラインショップもあるので、ぜひサイトを覗いてみて下さい! 展示会や焼き物市にも定期的に出店してます。
- 住所:〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
- 電話:260-25-2171(製作中は電話に出られないこともあるそうです)
- WEB:http://soraisha.com/
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