バレンシア旧市街のオシャレなレストラン「El Celler del Tossal」
「El Celler del Tossal」(エル・セジェール・デル・トサル)は、バレンシアでアロス・カルドソ(Arroz Caldoso、スープの多い雑炊のような米料理)が絶品と評判のお店です。特にお米料理専門店(Arrocería、アロセリア)というカテゴリーではなく、スペイン料理に少しだけヌエバ・コシナが加わった感じのレストランです。
「El Celler del Tossal」の客層は、30代から50代。内装もシンプルで落ち着いたイメージなので週末のディナーは、ジーンズ+スニーカー+パーカーのような格好だと少し気後れしちゃうかも? でも子供連れ(ベビーカーあり)にも優しい対応をしていましたよ。
平日の17.50ユーロのランチメニューはコスパ抜群!
メニューは、突き出し・前菜2種類・メイン・デザート・パンの構成です。飲み物は含まれておりません。(ちなみに、写真撮影に失敗したので写真はパートナーの携帯電話のカメラです。)
私は突き出しに生牡蠣を頼んだので、+4ユーロ。パートナーはメニューに入っていたフォアグラ・ボールを頼んでいましたが…一口サイズなので、残念ながら味見はなしです。
前菜は、魚介のスープにタラと大きなムール貝! これは濃厚な魚介の出汁が効いていてものすごく美味しかったんだけど…日本人にはもう少し熱々のスープを出してほしいです。もう一つの前菜チキンのカネロニは余り好みの味ではなかったので評価はあえてなし。
そしてお待ちかねの海老とアーティチョークのアロス・カルドソ! 出来たて熱々で、お米のテクスチャーや硬さもバッチリ、魚介の濃厚なスープが「美味」としか言いようがありません。わたしの拙い文章では美味しさは伝わらないので、ぜひ食べに行ってみてください。
この他にも、お肉系のアロス・カルドソ、Suquet de rape(スケッ・デ・ラペ、あんこうの煮込み料理)、ガスパチョ・マンチェゴ(ラ・マンチャ地方の煮込み料理で、トマトの冷たいスープとは全く関係ありません。)などがありました。
最後のデザートは、アロス・カルドソのインパクトが大きすぎて良く覚えておりません。ごめんなさい! わたしが頼んだガス入りのお水が珍しくて美味しかったです。サービスも感じが良く好感度大。
バレンシアといえばパエリアとなってしまいますが、旧市街あり観光にも便利で、土曜日のメニューは20.50ユーロとお得なのでぜひおススメしたいレストランの一つです。
店舗情報:カルドソが美味しい旧市街のレストラン「El Celler del Tossal」
- 住所:Calle Quart 2, 46001, Valencia
- WEB:http://www.elcellerdeltossal.com/es
- 電話:963 915 913
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