2021年10月、コロナウイルス感染者が激減してた時のウエスカ旅行の記録です。
2つ目の宿があるPlan村には食事を出来る場所が2つしかありませんでした! でもどちらも美味しかったです。
小さな村のおしゃれなレストラン「La Capilleta」
Plan(プラン)村の初日のランチとディナーはバルで頂きましたが、最後の夜はもう一つの飲食店である「La Capilleta」へ。
レストランと言うよりはこじゃれているけれど気取らないビストロと言う感じのお店です。
ランチや夏の間はテラス席が素敵だけれど、10月半ばともなるとアラゴン州ウエスカの山の夜は寒い!テラスは誰もいませんでした。
スペインの夕食時間は遅くて21時オープンのレストランも多いのですが…さすがにトレッキングに来ている人は朝が早いので、夕食時間も早め。21時30分に予約して行ったら、私達が最後のお客さんでした!
「La Capilleta」で食べた物
お腹が空いていたので、前菜っぽいものを3つ、メインを2つ、それにPan con Tomate(パン・コン・トマテ)を注文したら…。無料のお通しにガツンとリエット(パテ?)が出てきました!
このリエットがあるなら前菜1つ減らせばよかった。記憶が薄れてしまったけれど、鶏レバーだったかな? すごく美味しかったです。
一つ目の前菜、スモークサーモンのサラダ。
ドレッシングもおいしいのだけれど、セミドライトマトや、ふんわりと泡立てた山羊チーズが添えられていて家で食べるサラダとは一味も二味も違います。
スペイン人夫が絶対に食べたい!と選んだ、Zamburiñas(サンブリーニャス)の鉄板焼き。
ホタテのように見えるZamburiñas(サンブリーニャス)の日本名が分からないのですが、スペインではホタテとサンブリーニャスは別物扱いです。
魚介の鉄板焼きがまずい訳がない。でもなぜこの山奥で魚介…。
Pan con Tomate(パン・コン・トマテ)。パンにすりおろしトマト、オリーブオイル、塩、ニンニクをのせたものです。
こちらではPan de Cristal(パン・デ・クリスタル)と呼ばれるパリパリのパンを使用していました。これも量が多い…。
メインのような前菜のような、季節のきのことフォアグラを焼いたものに温泉卵を合わせた料理。
よく見えないんですが、卵は2個!!! これをぐちゃぐちゃに混ぜて食べると最高に美味しいのですが、ボリュームが半端なく、この時点でもうデザートは諦めました。
そしてメインは、イベリコ豚の炭火焼き&フライドポテト。
イベリコ豚のセクレト(Secreto de Cerdo Ibérico)という部位のステーキが出てくるかと思ったら、細切りになったものでした。カリカリに焼いてあって美味!
予想通り、死ぬ気で食べきり残念ながらデザートを食べる余裕はなく…。料理が美味しかったので本当に残念でした。
最後はコーヒーで〆ましたが、お店の方が食後酒にとリキュールを出してくれました。これ2人分で好きなだけ飲むことができます。
さすが田舎はランチメニューのワインも、ボトルごと出して来たり食後のリキュールの量も半端じゃない!
「La Capilleta」のお会計&総評
上記のお料理(リエットはお通し)に、ワイン2杯、ガス入りの水1本、コーヒー2杯で合計は61.85ユーロでした。
ウエスカすごいなーって思ったのは、ワインのD.O. Sonontano(原産地呼称・ソモンタノ)の近くなのでワインが激安な事。
こじゃれたビストロやレストランでワイン1杯1.4ユーロ!!! しかもちゃんと美味しい。
サービスは普通です。
実はイベリコ豚が少し生っぽかったので焼き直してもらったのですが、その時無言でお皿を下げられ、焼き直しを持ってきたときも無言…それだけちょっと気になりましたが、こんな山の中でちょっとおしゃれなものが食べられ、お料理のクオリティは大満足なのでまた近くによったら来てみたいです。
レストラン情報:「La Capilleta」
トレッキングがメインの観光地で、冬に雪が降る場所は冬から初春にかけてはバカンスのところも多いので、必ずお店がやっているかチェックしてからお出かけ下さい。
この記事を書いている3月20日前後はレストランは臨時休業中となっています。
- 住所:Ctra. San Juan de Plan, 7, 22367 Plan, Huesca
- WEB:https://lacapilleta.es/
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