無事に日本入国72時間前以のPCR検査で陰性をたたき出し、日本用の陰性証明書フォーマットの記入もクリア、日本入国の第一関門は超えました。これで日本に行ける!
この記事はスペイン出発、フランクフルト乗り換え、日本での検疫・入国、ホテル到着までの記録です。
2021年12月9日~10日のバレンシア→フランクフルト→羽田の旅
スペインで居住許可(Larga Duración)を延長し、手元に新しIDカードが来たのが10月。早速日本一時帰国便を予約しました。
普段は羽田着でも成田着でも安いフライトチケットを購入するのですが、今回は羽田空港一択。なぜならばホテル強制隔離後また羽田空港に戻り、自粛隔離をする実家までは公共の交通機関が使えないのでハイヤーの手配が必要だったから。実家は東京なので成田からのハイヤーより羽田からのハイヤーの方が安いのです。
という事で、ルフトハンザ航空でフランクフルト経由の羽田発着便を購入しました。
オンラインチェックインで陰性証明とワクチン接種証明をアップロード
ルフトハンザのページでオンラインチェックインを済ませた時、以前は見たことがない項目がありました。コロナウイルス検査の陰性証明書かワクチン接種証明書をアップロードする機能です。
出発12時間前までにアップロードしておけば、ルフトハンザの方で不備がないかチェックしてくれるそうです。私はどちらも持っていたので両方アップロードしました。
でも、当日チェックインカウンターで荷物の預け入れをする時に確認でも大丈夫です。
バレンシア空港は人は少な目&PCR検査所もあった
12時40分のフライトだったので、2時間半前にバレンシア空港に到着。空港はいつもよりは空いていました。そしてバレンシア空港の正面入り口を背にして、左側に進むと一番奥にPCR検査所が出来ていました。
EU圏内とか日本のように特別なフォーマットが必要でない場合は、ここで出発前にさっと検査してもいいですね。私は日本フォーマットの陰性証明書が必要なので、こちらで検査しました。
チェックインカウンターでは、オンラインチェックインが済んでいることを伝え、荷物を預けて終わり! 荷物検査を受けていよいよ搭乗です。
ちなみにフランクフルトまでのフライトでは、お水とチョコレートの配布のみ。ちょうど昼食の時間だったので、お腹に溜るものを買っておけばよかったと後悔しました。
乗り換え地フランクフルト空港の様子
ランチを食べそこね、フランクフルト空港に到着。出発は少し遅れたけれど2時間弱乗り換え時間があります。そしてビックリ…
人が少ない!!!
木曜日は平日だし、クリスマスまではまだ遠いとはいえ、こんなに人が少ないフランクフルト空港は初めてです。
日本行きゲートが近くなると飲食店が殆どなかったので、 何か食べ物を買う場合は見つけたら買っておく方がよいです。
搭乗ゲートに行く前に荷物検査はありませんでしたが、ゲート手前でPCR検査の陰性証明書のチェックがあります。搭乗時間の少し前にチェック開始でしたが十分間に合うのでご安心を。
日本行きのフライトはガラガラだった
機内は2人席、4人席、2人席の配列でした。私は4人席の左端(通路側)で隣2席は空席。2人席は1人で、4人席は2人で使うぐらいのガラ空き具合でした。12月初めのフライトとは言え普段はもっと混んでますよね?
今回パンデミックを痛感したのが機内食や軽食。
機内食、ものすごく少なくて夕食・朝食ともにベジタリアンでした。これは夕食のベジタブルラザニア。
こちらが朝食のクリームチーズと野菜のラップサンド。
ラザニアも味は悪くないんです。でも量が少なく、これでは若い子や男性は絶対に足りません。さらに衛生上の理由からかギャレーにはスナックはなく、途中スナックの配布もありませんでした。こんな時ですし、仕方がないですね。またアルコールは食事の時のみ提供でした。
どうしても何か食べたい人は、ルフトハンザが提供する軽食メニュー(有料)を注文することになります。という事でまた書きますが、何か食べるものを持ち込んだ方がよさそうです。
ただお水のボトルはちゃんともらえます。私は到着後ホテルに行くまで水を買うところがないと聞いていたので機内で水のボトルを1本余分にもらいました。ありがたかったです。(実際には自動販売機がありました)
機内では、日本入国時に必要な誓約書が配られるので、機内で記入を済ませておいた方がよいです。ボールペンを持っていく事をお忘れなく!
着陸からホテル入室までのタイムライン
下記のような流れです。私は着陸からホテル到着まで4時間20分でかなり早い方でした。
- 13時20分:着陸➡抗原検査、書類・アプリチェック、アプリの使い方説明
- 14時15分:テスト結果待ち
- 14時58分:テスト結果判明(陰性)➡荷物受け取り➡税関通過
- 15時47分:バスが強制隔離のホテルに向けて出発
- 16時20分:バスがホテルの地下駐車場に到着、バスの中で待機
- 17時20分:バス下車、ホテルの受付にて強制隔離中の説明を受ける
- 17時40分:ホテル入室
どんな感じで動くのか、気になる方は下記をご覧下さい。
着陸➡書類チェックと抗原検査(唾液)➡検査結果
日本に入国するためにダウンロードしておくアプリや質問票などは厚生労働省のサイトをチェックして下さい。オフィシャル情報と色々な人の体験談を読むことをお勧めします!イメトレしておくと、素早く動けますよ。
大事なのは、なるべく早くテストを受けるために早足で歩く事です。そして最初のチェックポイントで確認される厚生労働省質問票のQRコードを取得しておくこと。
質問票QRコードはすぐに見せられるように用意をして置くか、プリントアウトをして下さい。ここでもたもたしてるとどんどん人に追い抜かれます。沢山歩くので、履きやすい靴も大事!
唾液検査(抗原検査)をし、何度も同じような書類のチェック、アプリの使い方の説明などを個別に教えてもらい、検査結果を待つ場所に案内されます。
まずこちらについたら、いつ番号を呼ばれても良いようにお手洗いを済ませましょう。自動販売機もあって飲み物と軽食は買えます。
検査結果➡荷物受け取り➡税関➡強制隔離ホテルへ
検査結果を待つ待機場所では、なるべく案内がある場所の近くに陣取りましょう。なぜならば、検査結果が出ると番号が呼ばれるのですが、そのアナウンスがよく聞こえないから。しかも番号は1度しか言ってもらえません。
番号が呼ばれたらブースに行き、結果を教えてもらいます。12月10日の羽田空港では、まだこの時点ではどのホテルに行くかは告げられませんでした。
次はターンテーブルで荷物を受け取るのですが、すでに着陸から1時間以上経過しているので、ターンテーブル近くにスーツケースがまとめておいてあります。カートも利用可です。
た係員の方に誘導されて、同じバスに乗る人が10人1グループでまとめて税関通過となりますが、特にスーツケースの中身をチェックされることはありませんでした。たまたまかな?
バスに乗って出発前に強制隔離先のホテルの名前が告げられます。バスは前方の空いている席がお勧めです。私はホテルの駐車場に到着するまでは本当に順調でした。が、ホテルの地下駐車場に到着してからバスの中で1時間待機となりました。ちょうどこの日に強制隔離が終わった退所者と重なったようです。もうホテルの敷地内にはいたので、ホテルのWIFIにつなげられたのはラッキー!
1時間後、ホテル側の準備が整ったのでチェックインに向かう事になりました。バスは前方の席から順番に降車なので前方に座る方がよいです。スーツケースを受け取り受付へ。ここでは、隔離生活中の注意や検温についての説明があります。終わったら夕食時間が近かったのでお弁当を渡されて一人ずつエレベーターに乗り込みます。エレベーターに乗る前も、降りた後もスタッフの男性がスーツケースを運ぶのを手伝ってくれて本当に助かりました!
お部屋に入って時計を見たら、飛行機着陸からホテルの部屋に入るまで4時間20分が経過していました。5時間20分と言うのは早い方だったと思います。ホテルも羽田から近い横浜で本当にラッキーでした。
空港のスタッフ、そしてホテルのスタッフの皆さん本当に丁寧・親切で感謝です!
次回は簡単にですが、ホテル隔離生活についてのお話です。
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