2021年10月、アラゴン州ウエスカ旅行の記録です。前日は移動日で宿の近くで適当なご飯を食べ、この日のランチはトレッキング中にサンドイッチ。
そろそろ美味しいものが食べたい!と食いしん坊夫婦は遠出しました。
トルラ・オルデサ(Torla-Ordesa)の高評価レストラン「El Duende」
オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園(Parque National de Ordesa-Monte Perdido)でのトレッキングを終えて、取り敢えず宿に戻りお風呂に入って身づくろい。
めぼしいレストランをピックアップし、スペイン人夫に転送してどこに行くか決めてもらいます。運転手はスペイン人夫なので彼が疲れない場所…と思ったのですが、オープンしていてここならと思ったレストランの場所は、トルラ・オルデサ(Torla-Ordesa)。
そうです、さっきまでいた場所。サンドイッチを作ってもらうためによって、なんならトレッキングの後に少し散策までしました。
今日は絶対に美味しいものが食べたいと言うスペイン人夫。運転手の希望ならば私も異論なしですが、宿泊先ホテルの併設レストランが突然クローズし本当に不便…。夫は頑張って往復2時間弱の道のりを運転してくれました。
「El Duende」でTボーンステーキメニューを堪能
オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園(Parque National de Ordesa-Monte Perdido)の入り口の村、トルラ・オルデサ(Torla-Ordesa)には、ホテルやレストラン・バルが沢山あり、ハイシーズンを過ぎていてもそれなりの賑わいを見せていました。
その中でGoogle Mapsで評価の高かったのが、「El Duende」というレストラン。Duendeはスペイン語では小鬼や妖精と言う意味です。うん、確かに小鬼とか妖精が住んでいそう。
店内はほぼ満席でした。当日予約取れてよかったです。石造りの建物、天井の梁もとってもスペインらしい雰囲気です。
地中海側から来た私達、スペインの内陸では肉一択。レストランのTボーンステーキメニューを注文しました。前菜・サラダ・Tボーンステーキ・パン・飲み物(ワイン・水)・デザートが付いて2人で75ユーロのメニュです。
まずは、前菜の盛り合わせとパンが出てきます。
夫が、このパンが昔ながらのスペインのパンで美味しいと絶賛。そりゃスペインならガリシアとかの方が美味しいパンがあります。でもこれはぎゅっと詰まっていて素朴な味がとても良かったです。
巨大なサラダ。ほんのりハチミツ風味のドレッシングがかかっていて、贅沢にイベリコ豚(Bellota)のハム、さっとあぶった山羊のチーズがどーんと乗っています。
ナッツや小さく切ったパイナップルも入っていてとっても食感が良いです。
そしてTボーンステーキ。スペイン語でTボーンステーキはChuletón(チュレトン)と言います。2人でシェアで大体骨の分も入れて850~900gのステーキが出てきます。
私達夫婦は、私がレア派、夫はミディアムレア派なので、少しレアよりのミディアムレアで注文して、焼きがしっかりしている所は夫が食べます。
そして、焼き野菜とポテトが付け合わせの場合は、私が野菜中心で夫がポテト中心で食べています。
こちらは私のプレート。焼き具合も完璧、そしてお肉のクオリティが最高。口に入れると肉の脂がじゅわっと甘く、赤身なのにものすごく柔らかくて…夫よ、遠くまで運転してくれてありがとう!
私のデザートは、スペインのカッテージチーズ?Requesón(レケソン)にハチミツをかけてアイスクリームを添えた物。このRequesónめっちゃ美味しかったです。はちみつもこの辺りはちみつかな??
夫は、Leche Frita(レチェ・フリータ)。これもスペインの伝統的なデザート。味は…どんなだったかな?自分のデザートに夢中で一口味見しましたが忘れちゃいました!
と言う事で、「今日は美味しいものが食べたい!」という夫の願いはしっかり叶いました。
ボリューム満点だけれど、質が良い食事なので、お腹がいっぱい過ぎて気持ち悪いと言う事もなく、またトルラ・オルデサ村に来たら「El Duende」に行きたいな。
店舗情報:「El Duende」
私達が訪れた10月はオープンしていましたが、記事を書いている11月18日現在はお休み中です。トレッキングシーズ再開と同時にオープンすると思います。この辺りの村の宿泊施設、レストラン、バルはローシーズンになるとお休みを取るところが多いのでご注意下さい。
- 住所:Calle Iglesia, s/n, 22376 Torla-Ordesa, Huesca
- WEB:https://restauranteelduende.com/restaurante-el-duende
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