食べまくりバルセロナ:コスパ最高でバルセロナらしいレストラン「Somodó」

バルセロナ

コスパが良く、女子会に最高なバルセロナのレストラン「Somodó(ソモド)」

こちらのお店は同じ名前で、以前のオーナー正二郎さんと一緒に働いていた方がレストランを続けています。

もう少し、食べまくりバルセロナの旅は続きます。

わたしは普段バレンシアでは、夜に女子会をする事など殆どないので(あってもバルセロナやマドリードの友達が遊びに来た時!)、バルセロナ在住の友達にお願いして、おしゃれして出かけられるところを予約してもらいました。さすがグルメで、B級からミシュラン星付きまで網羅する友達は外しませんでした。

Somodó(ソモド)」は、席数わずか20程度の小さなレストランで、日本テイストを加えたモダン・スパニッシュのお店です。オーナーシェフは日本人の正二郎さんで、バルセロナで長くレストランを経営している方です。日本人だから和食ではなく、ずっとこのスタイルのお料理を提供しています。

お通しのスナックと焼きたてのパンにオリーブオイル。

オーナーの正二郎さんが、シェフ+給仕+ソムリエと1人何役もこなすからか、「Somodó(ソモド)」にはア・ラ・カルトはありません。全てのテーブルに25ユーロの同じコース料理が出されます。もう少し高いメニューもありますが、こちらのメニューで大満足なのでみんなこれを注文するみたいですね。

パンは焼きたてがどんどん運ばれて来ます。美味しくて何度もおかわりしちゃいました。オリーブオイルは、見た目ほどのパンチはなく、さらっとした感じ。

ワインの注ぎも良い。

やるなぁと思ったのが、グラスワインの量。注ぎが良くて、本当にお得感があるのです。わたしは少しレストラン業界にいた事があるのですが、ワインって保存やセレクション云々はありますが、ミシュランの星付きレストランならいざしらず、ワインを開けて注ぐ、という作業は料理を作ることに比べたらそれほど労力は必要ありません。

ましてや、グラスワインというものは通常ボトル1本の値段も安めです。だからワインの注ぎが悪いレストランを見ると、すごく残念になってしまいます。わたしはお酒を飲みませんが、もうちょっと入れてあげるとお客さんの印象も随分変わるのにな、と思ってしまいます。

「Somodó」で食べた物

さて、この日の25ユーロのメニューはこんな感じでした。前菜3品、魚料理1品、肉料理1品、シャーベット、デザート2品です。時間が経って細かい料理の内容は忘れてしまったのですが、どれも文句なしで美味しかったです。

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タラでした。
イベリコ豚かな?
サーモン。
大きなフォアグラが!
山羊のチーズのクリームにりんごジャム。
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ババナケーキにホワイトチョコレートのブラウニー。

どのお料理も盛り付けは美しく目でも楽しめます。サーモン、タラ、豚の頬肉、マッシュルームなどスペインでは安い部類に入る食材をうまく調理し、素敵なコース料理に仕立てあげています。値段が上がらないようにとのオーナーシェフ正二郎さんの努力が垣間見えます。料理は違うけれど、こういった努力はバレンシアの日本食レストラン「Kamonにも通じるかな。

正二郎さんの朴訥とした給仕も、お料理を食べたあとでは、恥ずかしがり屋なだけなのかな? と好感度UPするから不思議です。

やっぱりこういったオシャレなモダン・スパニッシュのような料理はバルセロナ一抜けている感じです。バレンシアも頑張っているところはありますが、バルセロナには負けますね。次の女子会もまたここでお願いしようかな?

店舗情報:「Somodó」

オーナーシェフは日本人なので日本語での予約や対応が可能です。

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盛 千夏

盛 千夏

スペイン庶民生活@バレンシアの運営&管理者。 スペインには1997年に初上陸。1999年~2001年にバレンシアに1年半留学。2002年にバレンシアに再び語学留学にやってきて、運よくバルセロナで仕事を見つけ労働許可取得。 バルセロナの医療系出版社でプロジェクトマネージャーとして働いた後、バレンシアが好きすぎてバレンシアの高級和食レストランに転職。その後は英語学校秘書、スペイン語学校のコミュニティマネージャーを経て現在は、バレンシア専門の留学エージェンシー「バレンシア・スペイン留学」を運営するしがない自営業。 家族はフランス生まれのスペイン人夫に猫が2匹。

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