ずーっと待っていたコロナウイルスのワクチン接種日のお知らせを受け取りました。これでワクチンが打てるとホッと一息。まだ気は抜けませんが、少し出口が見えてきて日本への帰国も具体的に考えられそうです。
スペインの他州ではオンライン予約が出来たり、SMSでの確認があったりと若干バレンシア州とは様子が違います。せっかくなので記録としてコロナウイルスワクチンのお知らせから接種までを記事にします!
バレンシア州では6月7日の週から40~59歳へのワクチン接種開始
スペインで一般の人にワクチン接種が開始されたころ、高齢者からスタートで、ワクチン数も少なく、40代の私達夫婦は夏の終わりに接種という予測でした。それがスペインなのにワクチン接種は順調に進み、予定もどんどん前倒しに。
そしてバレンシア州知事が「40代のコロナウイルスワクチン接種は6月7日~13日の間にスタート」と宣言!
周りの40代の友人・知人たちにもワクチン接種のお知らせが続々とき始めて…先週金曜日6月18日にやっと私達夫婦もワクチン接種日が決定しました!
バレンシアでワクチン接種の連絡方法
各州で若干ワクチン接種日のお知らせや予約方法は違います。
例えば、バレンシア州はSMS(ショートメッセージ)か電話での連絡。これは他州も同じですが、カタルーニャ州やマドリード自治州では別途オンライン予約も可能でした。バレンシアはオンライン予約システムがないのでひたすらSMSを待ちます。
そしてスペイン人夫の父(私の義父)のように、スマートフォンどころか携帯電話を持っていない人は、固定電話にワクチン接種のお知らせがあります。
バレンシアでワクチン接種の連絡を受けるためにやるべきこと
現在スペインでのワクチン接種は、スペイン人あるいはスペインに居住する外国人が対象です。日本人でワクチン接種を受けられるのは、居住許可を持っている人になります。2021年6月現在スペインの留学生でTarjeta de Estudiante(学生証)を所持している人は、滞在者扱いなのでワクチン接種のお知らせは来ないと思います。
仕事をしていたり婚姻によりスペインに居住している場合は、Tarjeta Sanitaria(SIP)と呼ばれる保険カードを持つことが出来ます。これがあると、公立病院は無料、つまり医療費はタダです。効率病院にかかるためには社会保障番号とEmpadronamiento(住所登録)、そしてNIEが記載されたIDカードを自分の居住区管轄の病院に持参してこの保険カード(SIP)を作成してもらいます。
そしてこの保険カードに紐づけされた電話番号にSMSが来るようになっています。ワクチン接種時にもIDカードの他にSIPがの提示が必要になります。ワクチン接種の連絡が来る前に、必ず自分のSIPに紐づけされた電話番号が間違っていないか確かめましょう。バレンシア州の場合はこちらからチェックできます。
SMSが来る前にワクチン接種日&種類が分かっちゃった!
バレンシア州のワクチンについて調べていたところ、面白い新聞記事を見つけました。
この記事によると、記事を執筆した記者の方は、ワクチン接種のお知らせ(SMS)が来る前に、たまたま公立病院の予約を取るバレンシア州の保健省アプリ(Consellería de Sanitat)にアクセスし、自分のワクチン接種の日時・会場がSMSを受け取る数時間前に分かったそうです。
さらにスペイン人夫の友人・知人、そして職場からの情報によると、バレンシア州では毎週金曜日に一斉にワクチン接種の予約に関するSMSが送信されるとか。
アプリで判明したワクチン接種日時と会場
上記の情報を踏まえ、先週の金曜日(6月18日)のランチ時間にスペイン人夫がアプリにアクセスすると、2件見覚えのない予約が。これがワクチン接種のお知らせでした。
私のアプリでも同じようにワクチン接種の予約が確認できました。バレンシアの場合は1回目と2回目の予約日が決まっています。2回目の予約日が決まっている=どのワクチンを打つかもその場で判明します。
- ワクチン接種日が1日しかない場合=ヤンセン
- 2回目のワクチン接種が、1回目から21日後の場合=ファイザー
- 2回目のワクチン接種が、1回目から28日後の場合=モデルナ
と言う事で私もスペイン人夫もファイザーなんですが、さてこれが事実かはSMSが来るのを待ちます。
バレンシア語で届いたワクチン接種日時・会場のお知らせSMS
アプリでワクチン接種日が確認できてウキウキの夫婦。その日の夜22時過ぎに、まずスペイン人夫に、そして少し遅れて私にもSMSが届きました。
届いたSMSは、スペイン語ではなくバレンシア語でした。でも全く問題なく理解できるのでいいです! ここには自分が接種するワクチンの種類が書いてありました。私達夫婦はファイザーです。
スペイン人夫と私は数か月違いの40代で、同じ公立病院に登録されていてるからか、1回目も2回目の接種も数分の違いの予約でした。スペイン人夫の方がちょっとだけ年上なので彼の方が先にワクチン接種です。
私達は金曜日の連絡で、翌週の金曜日にワクチン接種でしたが、スペイン人夫の友人は金曜日に連絡で翌週月曜日にもう接種でした。スペインはこんな風に割といきなり接種の連絡をもらう人がいるけれど…いけない場合はどうするのかな?
ワクチンの接種の様子や副反応は、また1回目のワクチンが終わり次第リポートします!!
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