タイルで装飾された素敵なツーリストインフォメーション
スペイン陶器の産地マニセス:圧巻「La Ceramica Valenciana」とスペイン陶器の町マニセス:バレンシア陶器協会の工房見学の続きです。
時系列がおかしい記事になっていますが、まず最初にマニセスで訪れたのはこちらのツーリストインフォメーションでした。
ネットでもある程度調べていたので大体の見どころは分かっていましたが、マニセスのツーリストインフォメーションは建物がすごい。
タイルの町に恥じぬ建物です。
中ではたまたま現代的な国債陶芸コンクールの作品が展示されていたのでそれをさーっと見て(モダンすぎて理解できなかった)親切なスタッフにマニセスのおススメ観光スポットを教えてもらいました。
地図などももちろん用意されているし、きれいなトイレがあるので建物を見るついでにぜひ立ち寄って下さい。
スペインタイルで飾り付けられた通り
バレンシア陶器協会の工房を見学した後に立ち寄ったのが、マニセスのメインストリート(?)Avenida Vicente Blasco Ibañez(アベニーダ・ビセンテ・ブラスコ・イバニェス)。
Avenida Vicente Blasco IbañezとCalle Maestre Guillemが交わるところから、Parque los Filtrosという公園まで、下記のようなタイルをたくさん見ることが出来ます。
表と裏があり、一つは伝統的な陶芸のプロセスを紹介したもの。そしてもう一つはバレンシアの昔の生活や行事を描いたものです。
バレンシアらしい模様と色使い、さらに古き良きスペインをユーモラスに描いたタイルは必見です。
マニセスのその他の見どころ
色々見るところがあるマニセスですが、歩くだけでも楽しい。
さすがスペインタイル・陶器の町だけあって、普通の家も可愛いタイルでデコレーションされています。
現在は地下鉄が開通したので使われていない旧スペイン国鉄の駅も可愛い。
私が初めてマニセスを訪れた時はこの駅は現役だった…。それにもっとたくさんのスペインタイル・陶器のお店があったんです。マニセスのカフェでアラサー店員が「町がどんどん変わっていく。工房もお店もすごく少なくなって…」だそうです。
マニセスの市場も外観はタイルで豪華に飾られていましたが、中に入ると半分以上はMercadona(メルカドーナ)と言うスーパーで、普通の市場の部分はお店が4つほどしか開いていませんでした…。
確かに私が初めてマニセスを訪れた18年前と比べると寂しい雰囲気は否めません。10年ぐらいしたらどんな風に変わるんでしょうね。
私達は平日の午前10時30分~14時までで、伝統的なスペインタイルと陶器工房「La Ceramica Valenciana」とバレンシア陶芸協会を訪れ、町を散策することが出来ました。
バレンシアからは地下鉄も通っていて便利です。ぜひ訪れてみて下さい。
➡マニセス訪問時の写真をもっと見たい方はこちらをクリック!
スポット情報:マニセスのツーリストインフォメーション
- 住所:Av. dels Tramvies, 15, 46940 Manises
- 電話:961 52 56 09
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