こちらの店は「Restaurante SUQUET La Francesa del Carmen」と名前が変更となりました。メニューもほぼ同じですがオーナーが変っている可能性があります。
気取らない雰囲気と直球な料理が魅力の「La Francesa del Carmen」
バレンシアの旧市街(カルメン地区)で長いこと営業していた「La Francesa del Carmen」。1度行ったことがあって、気になりつつも再訪する機会がなく旧市街から引っ越し。残念に思っていたら、なんと我が家の近所に移転してきました。
これって、引き寄せの法則ですか?
我が家の近くにどんどん飲食店がオープンし、どこも結構いい感じなのは自分の引き寄せパワーなのかと勘違いしちゃいます。贅肉ももれなく引き寄せ中ですけれども。
「La Francesa del Carmen」はちょっと変わった場所にあります。マンションの1階部分が店舗やレストランに利用されるのはスペインあるあるですが、四角ではなく円形…。以前あったハンバーガー&ピザのお店は潰れちゃってその後「La Francesa del Carmen」が移転してきました。
「La Francesa del Carmen」で食べた物
お料理もオーナーも以前と変わりなしで、旧市街の小さいレストランでサーブされていた当時のままです。前菜7品、メイン7品、そしてデザートはその日用意された物というシンプルさ。
お通しは、ビーツのフムス。
前菜はシェアしました。ムール貝のエスカルゴ風。これ、パンに合うヤバいやつです。パセリ・バター・パン粉を混ぜたものをムール貝にのせてオーブンで焼いてあります。貝殻1つにムール貝の身が4つほど入っているので、見た目よりボリュームあり。
スペイン人夫が頼んだイベリコ豚のオーブン焼き。ソースはマスタードソースでした。山盛りのフライドポテトが何ともフランスらしい! 夫とても気に入っていました。
私が頼んだ鴨。鴨は火入れが難しいのでどうかなーと思いましたが、大当たり。ジューシーで柔らかくて…堪能しました。はちみつもたっぷり使っているソースですがイケます。ジャガイモは夫が頼んだイベリコ豚のシンプルなフライドポテトの方が美味しかった。
料理が美味しかったのと、私達夫婦にしては前菜1品+メイン2皿で軽めだったので、デザートも1人1品注文。
スペイン人夫はタルト・タタン。見た目通りの美味しさです。
私はレストランのオリジナルデザート「マラケシュ」。クレーム・アングレーゼの上にパリパリの生地と砕いたナッツをのせたものを頂きました。ナッツの香ばしさとパリパリ感がクレーム・アングレーゼによく合う!
お会計は前菜1品+メイン2品+デザート2品+ガス入りの水1本+ワイン1杯+コーヒー2杯で57ユーロでした。
「La Francesa del Carmen」の料理はとてもシンプル。フランス人シェフ(奥さんがシェフで、スペイン人の旦那さんがホール担当)がアルジェリアにルーツを持つことから、クスクスやタジンなども出てきますが、これらはフランスでは割とポピュラーな食べ物。フランスの家庭料理をプロが作った料理と言った感じでしょうか。今流行りの創作一切なし。でも素人の自分では作れないなと思う料理を出してきます。
めちゃくちゃ気に入ったので、近いうちまた行かないと!
レストラン情報:「La Francesa del Carmen」
現在は名前が「Restaurante SUQUET La Francesa del Carmen」に変更となっています。
- 住所:Calle de Felip Maria Garín, 2, 46021, Valencia
- WEB:
- 電話:963 23 51 63
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