シベリアからの寒波で、普段は温暖で農業の盛んなバレンシア州も最低気温がマイナスになる村や町がたくさんありました。
寒波がひどかった時は、バレンシアのアーティチョークが収穫前にだめになった映像がよく放映されました。外側から見て大丈夫そうでも、割ってみると中が茶色くなってしまってるんです。
寒波が過ぎてみると今度のニュースは水不足。そうです、今年は寒波だけではなく、雨も全然降ってないんです。ガリシア地方ではすでに山火事の警報が出ているとか。
ということで、野菜と果物の値段がどんどん上がっているそうです。それでもまだ売るもののある農家の方々はいいですよね、中には手塩にかけて育ててきた作物全滅という方もたくさんいます。
写真のある日の買い物は4.89ユーロ。日本から見たら安く感じるけれど、10年前はこの値段でこの倍は買えた気がします。
給料は上がらないのに物価ばかり年々上がるスペインは、残念ながら昔のようにもう暮らしやすいという感覚はありません。
シベリア寒波の影響大きいですね。オレンジ畑を見て、ああもう3月だから花が咲いているのかと思っていたら寒さで葉っぱがやられて白くなっていたのでした。植物もかわいそうだけど農家さんも大変で、しかもわれわれの家計にも響いてくる。
夏はアーティチョークをはじめメロンなどたくさんの野菜や果物をいただいたりしたけど、今年はもらえなさそうだなぁ。
ちなみにわたしもアボカド大好きです。こっちに来て初めて熟していも皮が緑のアボカド食べました。南米では巨大なアボカドがあるらしく、食べてみたいなぁ。
わたしがアボカドを定期的に食べるようになったのは、スペインに住みだしてからです。日本は高いから外で食べるものって思ってました。(今日もお昼にワカモレ作ってご機嫌!)
メロンはまだこれから植えるはずだけれど(小学校で植えたきおくあり)、アーティチョークは無理かも・・・あ、でも売り物にはできないけれど十分に食べられるってものはあるかもしれないですね。
こんな貧乏政府だからきっと農家の損失は補填してくれないんだろうなぁって絶望的な気持ちになります。
ブラジル人の友達いわく、スペインは野菜と果物の種類が少ないって。同じ果物たとえばマンゴーとかもスペインは1種類ぐらいしかお店においてないけれどあっちは同じ果物でも品種が多いみたいです。緑の皮のアボカド食べごろがわからず買ったことないんですけどおいしいですか?
アボガドの値段が不明(大好きだけど、私には高いので買わない)だけど、そのくらいですね。私は3年しか住んでない&買い物がメルカドナなどのスーパーがメインってのがあるんでこんなものかな、と。昔を知らないんで。
実家で野菜を家族用に作っているから、昔から野菜を買うのは高いなぁ、と思う人間なんでねぇ。給料の感覚からしたらやっぱり、この半額くらいが妥当な気もする。
アボカドはパキスタン人のやっている八百屋さんだとものすごく安かったり。
わたしは大好物なので肉買わなくてもアボカド買います!
昔は1000ペセタ(=6ユーロ)あったら、この2倍、いや玉ねぎやジャガイモ、にんじんとかの安い野菜も買うならこの3倍は買えました。
わたしは朝に時間があるから2軒まわったり、ダブルインカムだからいいよねーって高いものも好きだったら買ったり。食べ物だけなので結局たいした出費にはならないのです。
ひょえー 安いやん!って思っっちゃったよ、あたくし。
最近、お気に入りの八百屋・果物屋が家の近くにもできたので
ちょくちょく行くんだけど、安い!と思って買ってるもの・・・
実は全然安く無かったのかなぁ~。
まぁ、安い店で買ってるしバレンシアはお野菜作っているから他の地方に比べれば安いと思うけど・・・もっと安かった時を知ってるから何となく高く感じるんだよねぇ。