イラティの森を堪能するのに最高なオスタル「Iratiko Urkixokoa」
「ナバラ・イラティの森へ⑧:オチャガビアの「Asador Sidrería Kixkia」アゲイン!」の続きです。
Ochagavía(オチャガビア)村を後にして向かったのは、2泊を予定しているOrbaizeta(あるいはOrbaiceta、オルバイセタ)村。
Orbaizetaは人口わずか200名で最初の宿泊地Ochagavíaより更に小さく、さらに宿泊予定のオスタル(Hostal)「Iratiko Urkixokoa」は村の外れにあります。
「Iratiko Urkixokoa」は2018年にオープンした新しいオスタル。
とっても親切で、イラティの森にも詳しいオーナーのミケルさんが出迎えてくれます。
1階部分が受付や食堂となっていて、2階部分がベッドルームです。お部屋にはシャワーとトイレもついていて広さも十分。天窓があってテンションアップ!
朝食付きのプランでしたが、朝食なしだとこの辺りはカフェもバルもないのでちょっと大変かも。夕食は、事前にお願いするとスペインの家庭料理っぽい物を出してくれます。
ペット同伴OKで動物が沢山のオスタル「Iratiko Urkixokoa」
オーナーのミケルさんの他に私達を歓迎してくれたのが、アルツ君。ふわふわでモフモフの犬なので、バスク語でクマ(hartz)という名前を付けたそうです。
物静かでめちゃくちゃ賢いアルツ君は、撫でさせてくれるし名前を呼ぶとお散歩にも付き合ってくれます。
こちらのオスタルは、動物OKなので犬連れでイラティの森を楽しみたいカップルや家族連れが宿泊し、アルツ君がいない時は他の犬を触らせてもらいました。
実は、オスタル「Iratiko Urkixokoa」にはアルツ君の他にも、スコットランド産の毛足が長い牛が1頭、豚が3頭飼われています。
子供連れも良く来るし、動物と触れあって欲しいからだそうです。残念ながら、スコットランド産の牛は広い敷地の遠くの方にいたのでしっかり見ることが出来ませんでした。次回に期待!
オスタルの敷地近くも動物だらけ!
動物とたくさん触れ合えるのは、「Iratiko Urkixokoa」内だけではありません。
オスタルの向いには、ロバがいるんですがとっても人懐っこくて頭や鼻づらをいくらでも撫でさせてくれます。というか、離れようとすると行かないでーーーと鳴いて訴えてきます。
なぜか朝はいないので、午後17時ぐらいに毎日会いに行っていました。朝はどこかで飼い主さんと一緒に働いているのかも。
またこの子に会いに「Iratiko Urkixokoa」に行かなくちゃ。
村外れにあるオスタルから更に歩いていくと、牧草地が広がっていて遠くに牛が見えました。そしてなぜか大疾走する猫も…。写真を撮りましたがブレブレでした(笑)
この辺りは羊のチーズをたくさん作っているようで、チーズ工場&販売所もありました。中に入って行って、チーズくださーいと言って買う感じです。カードは多分使えないだろうな…。
チーズ販売所の近くの、牧場にいた猫たち。半分野良ネコのようで、近くには寄ってきませんでした。残念!!!
こんな感じで、自然に溢れたOrbaizeta村のオスタル「Iratiko Urkixokoa」とその周辺。午前中はトレッキングや遠出をして、ランチ後に宿に戻ってきてちょっと昼寝の後にオスタルの周辺をぶらぶらする日を過ごしました。
便利さでは最初に2泊したOchagavía(オチャガビア)にはかなわないけれど、私達は断然Orbaizetaのファンに。オーナーのミケルさんが「トレッキングやアウトドアが趣味ではなくても、都会や暖かい場所に住む人が、ただただゆっくりするためだけにうちに泊まることもあるんだよ」と言っていた意味が分かりました。
次回イラティの森に行く時も絶対にこの宿に泊まろうと心に決めています。来年の春か秋に戻ってこられるといいな!
オスタル情報:Orbaizeta村の外れにある「Iratiko Urkixokoa」
- 住所:Larrau, 31670 Orbaiceta, Navarra
- WEB:http://www.iratikourkixokoa.com/es/
- 電話:654 00 99 84
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