スペインで警戒事態(外出禁止)が解除され約1か月、「美味しいから行こう!」と誘ってくれた自営業の友人と5カ月ぶりに、夫以外と外食しました。
外出禁止令解除後にオープンした「Restaurante Apapapcho」
バレンシア中心部からも近いレヒオン・エスパニョーラ広場(Plaza de la Legión Española)やキロン病院(Hospital Quirón)の近くにオープンした「Restaurante Apapapcho」。
オーナーはホール担当のAnaさんとシェフでメキシコ人のÓscarさんご夫婦で、二人ともかの有名なミシュラン星付きレストランのムガリッツ(Mugariz)やバスク・クリナリー・センターで学ばれたそうです。新鮮で旬の食材を使った炭火焼き、スペイン北部料理が自慢のレストランです。
レストランはこんな感じで、広々していてオシャレ。コロナウイルス関係なくゆったりしたスペースで食事ができます。
バスク・クリナリ―・センターで学びたい方はこちらをクリック!
「Restaurante Apapapcho」のランチメニュー
新鮮そうな魚や大好きな熟成肉の炭火焼きもあったのですが、水曜日だったので、平日限定のランチメニューを頂きました!
17ユーロで、前菜、メイン、デザートの構成です。
アペリティボ:イワシのムース
メニューにはなかったけれど、前菜の前にアペリティボ(Aperitvi)サーブされました。アペリティボは日本語だとお通しとか突き出しみたいな感じです。
スプーンで食べるパテのようなムースのような…イワシの味がしっかりしていてとてもなめらか。パンともよく合いました。
前菜:ガスパチョとフィデウア
ガスパチョはトマトとスイカのガスパチョでした。流石プロが作るガスパチョ、塩加減もパーフェクトでトマトとスイカの味のバランスも最高でした。やっぱり外食は自分が絶対に作れない物を食べたい!
友人は、魚介のフィデウアを注文。Fideuá(フィデウア)とはパスタのパエリアです。とっても凝っていて上と下のパスタの種類がちがいました。上に細いパスタが乗っているのでパリパリ感が楽しめます。
こちらも優しいお味で、ちょっと塩辛いスペイン料理が苦手な日本人にもウケそうです。
メイン:牛のスペアリブ
メインは他にサーモンもあったのですが、Anaさんに牛のスペアリブがおススメと言われたのでこちらを注文。これ、とっても美味しかったです!
塩辛いわけではないのに味が濃く、そして低温調理なのでお肉がとても柔らか。付け合わせのエシャロットのキャラメリゼも、甘味が牛肉と合います!
骨付きだから大きく見えるのかなと思っていましたが、食べ終わったらお腹いっぱい。思ったよりもボリュームもありました。
ソースが美味しいからパンできれいに食べちゃったのもあるけれど!
デザート:焼きパイナップルとレモン・クリーム
お腹は十分満足したけれど、デザート注文。
サン・セバスティアンで修業したなら、そしてこのレベルのお料理を出すならば絶対に美味しいデザートが食べられるはず!と食い意地はりました。
私が注文したのは、Anaさんお勧めのデザート焼きパイナップル。甘酸っぱいパイナップルとクリーミーなアイスクリームのコンビが美味しい。
友人は、レモンのクリーム。スペインの伝統的なデザート、ナティージャ(Natilla)のようなテクスチャーでした。
ちゃっかり味見させてもらったら、レモンの酸味がしっかりしていて、甘すぎずデザートに関しては日本人舌(そんな言葉ないけど)の私、超好みでした。
美味しいデザートの後はコーヒーで〆でした。
料理が美味しいのはもちろんの事、接客もスペースもとても気持ちが良いので今度はスペイン人夫とレストランお勧めの熟成肉や新鮮なお魚のグリルを味わいに行きたいと思います!
14時に入店した時は1枚目の写真のようにかなり空きがありましたが、気が付いた時にはこんな感じで席が埋まっていました。
まだオープン仕立てですが週末は予約した方がよいそうです!
店舗情報:「Restaurante Apapapcho」
- 住所:Carrer de les Arts Gràfiques, 9, 46010 València, Valencia
- WEB:https://apapacho.es/
- 電話:+34 963394443
コメント