食品シェアアプリでお得に美味しい物ゲット
食品ロスをなくそうというプロジェクト「Too Good To Go」。ヨーロッパでは10か国以上で展開しているフードシェアリングアプリです。
飲食店(レストラン・バル・総菜や・パン屋など)・小売店・スーパーの余剰食品を格安で購入できるプロジェクトで、店舗側では食品を廃棄する必要がなく、購入者は半額から1/4程度の値段で余っている物を入手でき、まさにWin-Win!
スペインの中でダントツに加盟店が多いのはやっぱりマドリードとバルセロナでした。バレンシアの加盟店が少ないのがちょっと残念!
「Too Good To Go」で人気カフェのパンとケーキをゲット
アプリで検索し、バレンシアの超人気カフェ「Dulce de Leche」で「Too Good To Go」を利用してみました。
使い方はとっても簡単です。アプリで予約できるお店や提供している食品を探し、クレジットカードかGoogle Payで支払い。その後コードが送られてくるのでお店が指定した時間に食品を受け取りに行くだけ。
「Dulce de Leche」はバレンシア市内にいくつかお店があり、どの店舗でも「Too Good To Go」が利用可能です。私はたまたま中心部に用事があったのでSan Vicente Mártir通りにある「Dulce de Leche」へ。
「Too Good To Go」のアプリには、お店では持ち帰り用にバッグを用意していませんので、ご自身でご用意くださいという記載がありました。
その時表示された画像が、持ち手のない紙袋だったので普通の買い物袋を持って行ったらまさかのケーキを入れるような箱を渡されました。これは買い物袋には入らない…と言うか、こんな大きな箱を縦にせず持って帰れる買い物袋持っている人って普通いる(笑)?
ちなみに、殆どのお店がサプライズでその日に「Too Good To Go」に出すものを決めるので箱を開けるまで中身はわかりません。
上の2つが塩系のパンで、左は生ハム・ルッコラ・チーズのサンドイッチ、右はアボカドとチキンのサンドイッチでした。
甘い系のパンは、甘酸っぱいラズベリージャムが入った大きなクロワッサン、チョコレート入りのミニクロワッサン、リンゴとチョコのケーキでした。
ケーキは私の持ち帰り方が悪かったのか、割れちゃってました。でも味には問題ないので文句なしです!
生ハムのサンドイッチは温めて食べたのでチーズがとろりととけて美味!
クロワッサンなどはやっぱり皮のさっくり感はなくなっています。ラズベリージャム入りはジャムを中に入れているからしっけてしまうのは当然かも。でもジャムがすごく美味しかったです。
気になるお値段は、3.99ユーロでした。約12ユーロ分の内容だったのでとてもお得です。
サンドイッチとクロワッサンはその日の夕食に、ケーキとミニクロワッサンは翌日の朝食で食べきりました。
「Too Good To Go」を使った感想
フードロスをなくすプロジェクトを少しでもサポートできたこと、大好きな「Dulce de Leche」のパンやケーキを久しぶりに食べられたこと、何がはいってるのかな?というワクワク感とても楽しめました。
これからも受け取り時間や欲しい物がマッチしたら積極的に使いたいです。次は家の近くの持ち帰り専門のお惣菜屋さんを試してみたいな!
日本にもある食品ロス削減サービス
日本で「Too Good To Go」に一番似ているのは、「TABETE」でしょうか。残念ながらまだ都市部でしか利用できませんが、少しずつ広がっていくのではないかと思います。
「Reduce G」も同じく食品ロス削減のためのサービスですが、こちらは月額1980円の支払いで毎日2回まで注文可能。近くに加盟店が多い人にはかなりお得かも!コロナウイルスで外出や外食する気になれない人はこんなサービス利用するのもいいですね。
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