トリンケットコート併設のガストロバル「Pelayo Gastro Trinquet」
Trinquet(トリンケット)あるいはPelota Valenciana(ペロタ・バレンシアーナ)は、バレンシアの伝統的な球技です。
手のひらにプロテクターを巻き付けて、手をラケット代わりに小さなボールを打ち合います。コートは3辺が壁になっていて壁を利用してボールを打ち返してもOK。ちょっとスクワッシュやパデルのようです。
バレンシア北駅から近いペラヨ(Pelayo)通りには、150年の歴史があるトリンケットのコートがあるのですが、2017年にコートに併設してガストロバル「Pelayo Gastro Trinquet」がオープン!
ランチとディナーだけではなく1日中オープンしているので、バレンシア中心部での用事を済ませるついでにAlmuerzo(アルムルソ、朝食と昼食の間の食事)でタパスを摘まみました。
「Pelayo Gastro Trinquet」でつまんだタパス
メニューを見ると、バレンシアやスペインの伝統的な料理に少しだけモダンなエッセンスを加えたスタイルのようです。
お通し的なオリーブはいろいろ種類があっておいしい…のですが、Altramuces(アルトラムセス、ルピナス)と呼ばれる皮つきの豆はどこで食べても余り好きではないなぁ(笑)
Ensaladilla Rusa(エンサラディージャ・ルサ、ロシア風サラダ)は文句なしに美味しかったです。スペインのマヨネーズはあまり好きじゃないけれど、これは好みでした。
手作りの出来立てコロッケも、外はサクサク中はクリーミーで最高。お皿もおしゃれです。
〆はこちらのEmpanadilla de Titaina(エンパナディージャ・デ・ティタイナ)。
エンパナディージャというのは半月型のパイのようなもので、バレンシアでは小腹がすいた時などパン屋さんでサクッと購入して食べたりします。
中はバレンシアのカバニャル地区(Cabanyal)でセマナ・サンタ(聖週間、イースター)の時に食べるツナとトマトの煮込みでした。
具も生地も美味しい!
ついでにTrinquetのコートも見学
トリンケット(Trinquet)の試合が観たい方は、毎週木曜日と土曜日の16時30分、そして18時から試合があるそうです。
今度は試合に合わせて行って夜にゆっくりディナーを食べたいな!
ラファ・ナダルがパエリアを食べたレストラン
ちなみに、2018年バレンシアで開催されたデビスカップに出場したテニスプレーヤー、ラファ・ナダル、ダビッド・フェレール、ロベルト・バウティスタ、フェリシアーノ・ロペス、マルク・ロペス達も「Pelayo Gastro Trinquet」でディナーを食べたそうです。
その時のメニューは、Paella Valenciana、Ajoarriero de garrafón、Ensaladilla de ahumados con encurtidos、Pulpo y molleja a la brasaでした。夜なのにパエリア食べたのという突っ込みはなしで!
どの料理もメニューにあるものなので、スペインのトップテニスプレーヤーと同じメニューを注文してみるのもよいかも?
店舗情報:バレンシアの伝統スポーツのガストロバル「Pelayo Gastro Trinquet」
月~日まで毎日9時~00時30分まで営業のようです。
- 住所:Calle Pelayo, 6, 46007 Valencia
- WEB:https://pelayogastrotrinquet.es/
- Email:[email protected]
- 電話:963 51 41 56
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