ワイナリー「Vegamar」(ベガマール)の取材に参加
いつもスペイン土産やプレゼントにワインやオリーブオイルを購入しているスペイン・バレンシアのワイナリー「Bodegas Vegamar」(ボデガス・ベガマール)。
一度ワイナリーツアーに行きたいなと思っていたら、ご招待いただきました。参加したのはスペイン・バレンシアでライター、コーディネーターなどの仕事をする日本人女性グループ。あまりのかしましさにワイナリーの方々が辟易するのではないかと思いましたが、アテンドしてくれたベガマールの社長のパワーも負けてはいませんでした。
長くなるので、いくつかにリポートを分けますが、写真を先に見たい方はスペイン庶民生活@バレンシアのFacebookページアルバムをご覧ください。
ワイナリー「Bodegas Vegamar」に到着!
まずはバレンシア市内からメトロで1番線の終着駅リリア(Liría)へ。ここからワイナリーのあるカジェス村(Calles)は専用バンがお迎えに来てくれました。
案内役の社長を待つ間に、本日のドライバー兼ランチのサーブを担当してくれた方が、お水、ワイン、生ハム、チョリソー、サルチチョン、パンにワイナリーで作っている美味しいオリーブオイルを運んできてくれました。社長から最大のおもてなしをするようにと指示があったようで…すごい! ギフトセットやバレンシア市内でグルメショップを経営しているだけあってどれも美味しかったです。
「Bodegas Vegamar」(ボデガス・ベガマール)は、超コストパフォーマンスのいいオリーブオイルを作っていてわたしの日本土産の定番。我が家でも常備しています。同じシリーズでバルサミコ酢も出していてこちらも美味しい!
さて、本日の案内役の元気印熱血社長のビセンテさんが来たので早速彼自らの案内でオリーブ畑とブドウ畑へGO!
ベガマールのオリーブ畑とブドウ畑
まずは、オリーブ畑を見学。
ワイナリーをオープンするにあたって土地を購入した際に、ブドウ畑だけではなくもれなくオリーブ畑も付いてきた…と言うか一緒に購入してくれと言うことだったようです。樹齢1000年のオリーブの木もありました。樹齢1000年のオリーブの木は実はたくさんならないもののクオリティは高いそうです。
こちらは、「おじいちゃんの家」(Casa de Abuelo、カサ・デ・アブウエロ)。社長のおじい様ではないですが、やめものおじいちゃんが暮らしていたそうです。おじいちゃんが亡くなった後は改装したそうですが、シンプルで無駄のない昔の暮らしを垣間見ることができます。
社長に断りを入れて、若いオリーブの実を一つ口にれてみました。ものすごく渋いのでどうしようかと思ったら、1分後にはさっと渋みが口の中から消えました。不思議!
次はブドウ畑へ! 試験用に色々な種類のブドウを栽培している畑を見せてもらいました。(現在ベガマールでは、8品種のブドウを栽培しているそうです。)当り前ですが、ブドウの種類が違えば味も全部違います。食用と違い、ワイン用は皮が厚いほうがいいんですって。
ワイン用のブドウなんて美味しくないんじゃないかなーって思っていましたが、大きな間違い。素朴な感じで美味しい! 昔の自然に任せた栽培のブドウってこんな味だったんじゃないかな…。
ブドウ畑を見たあとは、カジェス村そしてベガマールの畑を一望できる見晴らし台へ。ここでも、ブドウ栽培について熱く社長に語っていただきました。ブドウ畑が整然としているのは、木と木の間は1.5メートル、作業をする場所(ブドウの木の列と列の間の道)は3メートルの間隔と決まっているんだそうです。ワイン用のブドウが収穫できるまで3年かかることも知りませんでした。
そしてバラが植えられているんですがこれは飾りではなく害虫予防だとか。バラは害虫に弱いのでバラに害虫が付いたらブドウを守る対策をするんだって。初めから農薬をばーっとまくんじゃないんですね。さすが自然栽培。
長くなってしまったので、ワインセラー、豪華前菜付きパエリアランチ、ワイン醸造所については次のレポートで!
「Bodegas Vegamar」(ボデガス・ベガマール)のワイナリーの写真をもっと見たい方は、スペイン庶民生活@バレンシアのFacebookページアルバムへGO!
ワイナリー情報:「Bodegas Vegamar」(ボデガス・ベガマール)
- 住所:Calle Garcesa s/n, Calles, Valencia
- 電話:96 210 98 13
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