ワイン醸造を学んだ若いオーナーのこだわりワイン・バル「Bodega Albarizas」
ご近所で一番足しげく通うレストラン「The Book Restaurant」のお隣に美味しいワインとこだわりのおつまみを置く「Bodega Albarizas」がオープンしました。
ずっとオープンしそうな気配を漂わせて気になっていましたが、私はアルコールは一切ダメなのでさすがに入りにくい。
気になりつつも外から眺めるだけの1週間を過ごしていたら、ある日「Bodega Albarizas」の店内で「The Book Restaurant」のオーナーのAlfonsoでコーヒー飲んでるじゃないですか。「何してるの?」と声をかけたら「あー、ちょっと入っておいでよー!」と、若くて可愛いお店のオーナーのAlbaさんを紹介してくれました。これぞご近所友達の輪&常連の特権!
まだオープンしたばかりでお店の看板がありません。壁にはたくさんのスペイン・ワインとフランスやイタリアのワインが少々。バレンシア産ワインも多いそう。
ワインと質のいいおつまみが自慢の「Bodega Albarizas」
グラスワインは1杯2.5ユーロで小さなタパスが付きます。カウンターもあるので、フラッと入ってちょっと一杯や、待ち合わせ場所として使ったり、食前のアペリティフにもいい感じ。
オーナーのAlbaさんは、バレンシア内陸の町Ademúz(アデムス)の出身。オイルにつけた保存肉は彼女の町でよく食べるものだそうです。バレンシア市内では初めて見たかも…。自家製なのでぜひお試しあれ! Perelló(ペレジョ)のトマトもありました。
こちらのワイン・バルはキッチンはなく、缶詰や腸詰類、調理しなくてよいものを提供しています。おつまみとして出されるモノはAlbaさんと共同経営者&彼女のパートナーが「Bodega Albarizas」オープン前に、スペイン全土を2か月間食べ歩きをして厳選したものばかり。
バレンシア産だけではなく、スペイン全土のこだわりの一品が食べられます。私はサントーニャのアンチョビが美味しくて自分の分は食べ終わったのに夫の分を横取りする始末。Albaさんのお母様が作ったRosco de Vino(ロスコ・デ・ビノ)というスペインらしいお菓子も頂きました。Lomo(ロモ)や生ハムも味わい深かった。
スペイン人夫がAlbaさんに勧められたワイン、普段は余り赤は好まない夫なのに、これは美味しいと上機嫌でした。スペインはワイン大国でありながら、現在一番消費されているのはビールと言われています。それでもあえて大好きなワインで直球勝負(ビールは瓶のみ)する「Bodega Albarizas」。ワイン好きは絶対にオーナーと話が盛り上がるはず!
あー、またいい店見つけちゃった。ますます居心地良くて、このエリアから離れられそうにありません!
余談:サッカースタジアム付近が次のINなエリアに?
…ってさすがに言いすぎかもしれませんが、サッカー・スタジアムのメスタージャ(Mestalla)とは反対側のAvenida de Aragón(アラゴン通り)、Calle Antonio Suárez(アントニオ・スアレス通)、そしてAvenida Cardenal Benlloch(カルデナル・ベンジョック通り) の間には意外なほど飲食店が多い! 外食する余裕のある中流階級以上の住民が多いのと、オフィスも多いので平日ランチ時間も集客が見込めるエリアです。
私達夫婦もこのエリアに住んでいて(同じマンション内で我が家が一番ビンボー間違いなし!)、ご近所のレストランやバルを開拓するのが楽しみ。忙しい平日も近所で美味しいものが確実に食べられる、そしてある程度選択肢があるというのは本当にありがたい!
意外とバレンシアの中心部まで近いにも関わらず、観光客はほぼゼロなので、地元の人が行く店を探している観光客にはおススメのエリアです。
店舗情報:お勧めのワインバル「Bodega Albarizas」
- 住所:Calle Antonio Suárez, 29, 46021, Valencia
- 電話:692 92 43 60
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