スペインで仕事をするには忍耐力が必要
仕事関係の注文をショートメールで送ったら、担当者のDさんから返信。
「僕、今バカンスだから、Fって人のこの電話番号に注文してくれる?」
スペイン歴が長くなると、「どうしてバカンス前に言ってくれないんだよ」なんて思わなくなる。いや、思うけどイチイチ口には出さない。
で、ショートメールをFさんに転送しようかなぁと思ったらDさんの同僚Aさんから電話。
Aさん:「同僚のDがお休みだから何か注文ないかと思って電話してみたんだけど・・・」
わたし:「あぁ、さっきDさんに、Fさんって人の番号渡されたんだけどいったいダレに注文すればいい?」
Aさん:「出来れば僕に・・・」
わたし:「OK、最近は電話じゃなくてショートメールで、ショートメールを受け取った時点でDさんがOKの返事くれたんだけど。何か急な連絡とか特別な時は電話してたんだけどね」
Aさん:「じゃ、そういうことで」
わたし:「じゃ、これからメール転送します。ところでDさんのバカンスっていつまで?」
Aさん:「2週間。3月1日までだよ」
・・・その後、Dさんにバカンスいつまで?ってメールを打っていたその返事が届く。3月2日までだそうだ。
どのくらい日本の常識と合わせるとおかしい点があるかお気づきですか?
1) クライアントにバカンス前にいつまでバカンスか言わない
2) 同僚に引き継ぎなしなので、注文方法をクライアント側が引き継ぎ
3) バカンス開けの日がかみ合わない
4) そして極めつけにバカンス中の担当者の電話番号と担当者が間違っている・・・
ま、こんなもんですよ。でも注文先はここだけじゃないのでさすがに慣れたわたしも、夏のバカンス前に連絡がなくて消えられたりすると、直接連絡がなく消えた営業さんの会社に連絡してネチネチ愚痴言ったりしますけどね。
スペイン人相手の仕事は、1に忍耐、2に交渉力、3、4がなくて、5に忍耐ですかね・・・スペイン語力って意味じゃなくて、とにかく粘る、文句たれる。
そうするとたまにタダでおまけもらえたりするんだなぁ。
きっと、あの日本人小うるさくていやな女じゃって思われてるけど、仕事が一番だもーん!
でも中にはきっちり仕事してくれる営業さんもいますけどね。でも少数派です!
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