バルセロナに本格的な日本のうどん屋がオープン
コシの強くて太いうどんを提供してくれる、本格的なうどん屋「宵々祇園」(Yoi Yoi Gion)がバルセロナにオープンしました。バルセロナ在住の友人達がFacebookにUPした写真を指を咥えて見ていたんですが、やっと食べることが出来ました。
うどん屋「宵々祇園」は観光やショッピングのついでにもアクセスのよい場所にありますが…外観からは、一瞬なんのお店かわかりません。わたしは、Casa Asia(カサ・アシア)の近くだよと言われていたので、そちらを目指して歩いていたのですが、一瞬通りすぎてしまいました。
お店の外観の写真を撮っていたら、日本の超有名男性歌手が「宵々祇園」の店内へ…帽子の方です。後からきた友人が、大ファン! と大喜びしていて気が付きました。
店内は、ミニマルな感じにまとまっています。日本から持ってきたんだなと思う、提灯やランプシェードが素敵です。ランチョンマット代わりの紙もカッコイイし、お皿も全部お揃いといった感じでした。ミニマルだけれど、お金かかってそうです。日本から運んで来たという製麺機も見える場所においてありました。
お客さんは日本人も多く、メニューも日本語とスペイン語両方あります。ウェイターの人も日本語出来るんじゃないかなと思いました。スペイン一人旅で、観光のついでにぱっとランチを食べたりするのにもお勧めです。毎食スペイン料理じゃお腹も一杯だしカロリーオーバーですしね。
普段は余り1人でレストランに行かないスペイン人ですが、1人ランチしているスペイン人のおじさん発見。ここは一人でも入りやすい雰囲気なんでしょうね。
そしておまちかねのうどん!
「宵々祇園」で食べた物
基本の冷やしうどんか暖かいうどんを選び(ワカメ、かまぼこ、ネギがついています)、そこにかき揚げ、ちくわ天、温玉、梅干し、とりろ昆布などのトッピングを載せるスタイルです。そして基本のうどんにプラスしてかき揚げ丼、前菜盛り合わせ、かやくご飯を頼むと、単品で注文した時の値段より2ユーロ割引してくれます。基本のうどんは7ユーロ、トッピングは1~5ユーロ(平均2~3ユーロ)です。
うどんは強烈なコシがあり、メニューにはスペイン語で「これが日本のうどんです」と注意書きがあるほど。スペインでは水も違うし、出汁の材料も良い物を手に入れるのは難しいけれど、中々頑張っていると思います。まさに日本で食べる美味しいうどんランチという感じで満足なんですが…。
ただ生意気に元レストラン関係者として意見を言わせて貰えれば、この前菜盛り合わせが6ユーロというのは高い。野菜ばっかりだし、盛りもイマイチで、わたしには3ユーロぐらいかなと思いました。
唐揚げも5ユーロぐらいするんですが、大きな唐揚げとはいえ4つで5ユーロは正直高いと感じます。わたしだったら、もう少し小さめの唐揚げを6個にして、お皿が寂しくならないようにレモンのくし切りも添えます。もちろん大きい唐揚げの方がジューシーで美味しいけれど、ナイフもフォークもないし、スペイン人は歯で食べ物を噛み切る習慣がないので、もう少し小さい方がいいかなー。
うどんは美味しく、接客も悪くないので、値段設定がちょっと残念でした。でもオープンしたばかりだし、これからどんどん良くなって行けばいいなーと期待しています!
店舗情報:バルセロナの手打ちうどんの店「宵々祇園」
- 住所:Av Digonal 383, 08008, Barcelona
- Facebook:https://www.facebook.com/yoiyoigionudon/
- 電話:931248701
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