2021年夏に購入し、大活躍しているインスタントポット(Instant Pot)。電子マルチクッカー(マルチ電力圧力鍋)で、白米だけでなく玄米も美味しく炊けるので、海外仕様で愛用していた炊飯器の出番が減ってしまいました。
インスタントポット(Instant Pot)のポットインポット(Pot in Pot)って何?
ポットインポットとは、インスタントポットの内釜に更に他のお鍋を入れて利用する方法です。本来は、ラザニアやチーズケーキなど水分がない物を作る際のテクニックのようです。
でも日本人はお米を炊く時に利用している人が多いです。なぜならば、インスタントポットの内釜に直接お米と水を入れてもお米は炊けるけれど、内釜にお米がくっついてしまうから。
インスタントポット付属の内釜にお米がひっつく問題を解決するのが、ポットインポット(Pot in Pot)です。
インスタントポットのポットインポットで白米を炊く手順
① 付属のステンレスの内釜に同じく付属の蒸し用の網をいれて、水を500mlほど注ぎます。網が水にひたひたに浸かるぐらいですが、神経質にならなくてもOK。ガスにかける圧力鍋と違って水は炊飯後でもそれほど蒸発していません。
② 付属の内釜に水と網を設置後、お米がくっつかない素材の鍋などを入れます。
私は日本で購入してスペインまで運んだ海外仕様の炊飯器の内釜(5合炊き)の内釜を使っています。
炊飯器の内釜を利用れば、水加減なども炊飯器の内側のラインを目安に出来るので非常に簡単です。炊飯器の内釜以外にティファールの取っ手が取れるお鍋でもOKでした。
③ インスタントポットの圧力鍋機能を使ってお米を炊きます。圧が自然に抜けたら出来上がり!(詳しい水の量や圧力時間は次の章に掲載)
④ 圧力が抜けたら、軽く混ぜて少し蒸らします。私は一度に3合炊き残りは冷凍するので、保温機能は使っておらず、すぐに電源もオフにしています。
こんな感じで美味しいご飯が出来上がりです。
インスタントポットの圧力鍋機能を利用して白米を炊飯するので、甘味がでて美味しいです。
ポットインポットで白米を炊く時の時間や機能
インスタントポットの圧力機能を使って炊飯をします。圧力時間や機能は下記のように設定しています。
米の量 | 3合(スペインで買える日本米) |
水の量 | 3.5合弱(通常のお米と水の割合と同じ) |
調理オプション | 圧力鍋・高圧 |
調理時間 | 10分・NR(ナチュラル・リリース) |
予約 | 調理スタート時間の設定は必要であれば設定 |
保温(Keep Warm) | なし |
インスタントポットのレシピによく出てくるNR(ナチュラル・リリース)とは、調理後に自然に圧が抜ける事です。
ポットインポットではなく、普通に炊く場合は半分の5分~7分で美味しく炊きあがりました。
水の量はお米の種類により上下しますが、私は炊飯器で炊く時の水の量とほぼ同じにしています。
インスタントポットで白米炊飯をする際に気を付ける事
調理時間を10分に設定=圧をかける時間が10分なので、実際に炊飯が終わりご飯が食べられるようになるには、
インスタントポットが圧をかけるまでの時間+調理時間(10分)+圧が抜けるまでの時間
が必要です。私は大体ご飯が炊きあがって欲しい時間の30分前までにはインスタントポットをセットします。蒸らす時間が欲しい場合はさらにその分の時間をプラスして下さい。
マルチファンクションの電気圧力鍋なので予約炊飯も可能ですが、1時間後に開始とセットした場合、開始時間はインスタントポットがONになる時間=圧をかけ始める時間になります。
インスタントポットは炊飯器の早炊き機能よりも早く炊飯が可能で、余りお米を進水させずとも美味しいご飯が炊けるのでとても気に入っています。
ただ問題なのは…炊飯中はインスタントポットでの調理は出来ない事と、せっかく日本から持ってきた炊飯器を使わなくなってもったいない事。
炊飯器はだれかに譲って、小さいサイズ(3L)のインスタントポット買っちゃおうかな…。
いずれにせよ、インスタントポットで美味しく・早く・予約炊飯が出来る事が分かったので、日本から持ってきた炊飯器が壊れても鬼に金棒です!
次に炊飯器が壊れたら購入したいのが、3Lのインスタントポット。一番小さいサイズです。3Lと6Lがあれば、カレーとご飯がガス台を利用せずに同時にできちゃう…と夢は膨らみます。
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