クリスマスツリーやベレンが出現!
11月の記録的な雨のあと暖かくなったバレンシア。寒がりのわたしですが、日中の外出には去年日本で買ったメリノウールのロングカーディガンを羽織るぐらいの気候です。
温暖な気候が魅力のバレンシアは、余りクリスマスが似合わない(ホワイトクリスマス憧れ!)けれど、11月終わりからはバレンシアの町も一気にクリスマスモードになります。
Plaza del Ayuntamiento(市庁舎広場)の巨大クリスマスツリー
毎年お馴染みPlaza del Ayuntamiento(市庁舎広場)に設置される巨大クリスマスツリー。これはバレンシアだけではなく小さな村や町でも中心部に設置されます。もちろん大きな町になればなるほどツリーは高くなります。
数年前からは、スケートリンクも設置されます。パリのまねかな? ここ数日の最高気温は18度以上で、電気代が気になるところ…わたしの税金よさよーならー。なんて風情のないことは言ってはいけませんよね。それなりに人気ですが、週末でも午前中はそれほど混みあわないようです。
今年は、大きなメリーゴーラウンドもありましたが、そのせいで去年まできれいに撮れていた市庁舎とツリーがうまく撮影できませんでした…。
Plaza de la Reina(レイナ広場)のクリスマス・マーケットとBelén(ベレン)
Plaza del Ayuntamiento(市庁舎広場)をぐるっとしたけれど、毎年お馴染みのBelén(ベレン)がない…。どうやらPlaza del Ayuntamientoに場所がなかったらしく、Plaza de la Reina(レイナ広場)に設置されていました。
でもこちらの方が雰囲気あるかも。何しろここは旧市街でベレンの後ろはカテドラルという絶好のスポット。これで雪が降ればいう事なしかな?(バレンシア市内は雪は降りません)
そして、クリスマス・マーケット。北欧の有名なクリスマス・マーケットには完敗ですが、スペイン陶器の店、オリーブの木で作った食器やキッチン用品を売る店、はちみつの店、Turrón(トゥロン)などのクリスマス菓子を売る店、アクセサリーの店などを散歩がてらに見て歩くのは楽しいかも。
毎年出店する、こったブースのスペイン陶器の店(写真)は、ろくろを回しているおじさんもいました。
Mercado de Colón(コロン市場)のクリスマスツリーとBelén(ベレン)
ガウディなどと同時代のモデルニスモ様式の建物のMercado de Colón(コロン市場)は、現在はカフェ・レストランスペースとして開放されています。規模はPlaza del Ayuntamiento(市庁舎広場)に劣るものの、毎年大きなクリスマスツリーやBelén(ベレン)も設置されています。
Mercado de Colón(コロン市場)は、バレンシア市民憩いの場所なのとショッピングに便利な場所にあるので、週末のMerienda(メリエンダ、午後のおやつ)の時間ともなると混みあう場所です。ゆっくりツリーやベレンを見たい方、そして優雅にティータイムを楽しみたいならば、午前がいいかもしれません。
オルチャタの老舗「Daniel」もあるのでぜひ試してみて下さい。
コメント