火祭りメンバーのお披露目も大事な行事
大人のFallerosお披露目会は前週で、先週末は子供の番だったようです。
いや、良かった、だって2時間ぐらいかかるんだもの、大人も一緒だったら4時間?
入場料はFallaに属している人はタダ(年会費に含まれているから)で、それ以外の人は6ユーロです。でも大人気でお義母さん、お義姉さん、パートナー君、わたしと4人並んだ席は取れませんでした。
お披露目会のスタート
舞台装置、舞台や花道をはじめとする会場の飾り付けは、毎週日曜日にFalla(火祭集会場とでも訳す?)に集まってみんなで手作りしたそうです。2013年度お披露目会のテーマは「音楽」。
ちょっとした前置き(劇のようなもの)の後は、司会の男の子と女の子が出てきます。2人は初めから最後まで立ちっぱなしでよく頑張ってました。
あ、ちなみに全部バレンシア語ですが、まぁ半分ぐらいは理解出来たと思います。
そして、メインの「たすき掛け」。
1.各自自分のたすきと花束を持って花道を歩く。
2.舞台の中央で待つ、Presidente(男の子のFalla代表)に花束を渡す。
3.Fallera Mayor Infantil(女の子の火祭女王)にたすきを渡し、肩にかけてもらう。ここでDos besos(スペイン式の両方の頬にちゅっとキスするあれです)。
4.Presidenteから花束を受け取り、Dos besos。
5.舞台裏に消える。
こんな手順で進んで行くんですが、当然すごく小さい子もいて、花道で泣いたり、途中まで歩いて逆走したり、家族を見つけてそこから動かなかったり、花束を受け取るのを忘れたり…花道を歩く子が小さければ小さいほど楽しめます。わたしたちも爆笑させてもらいました。(あなたたち、すっごい笑ってたわよ、とあとで席の離れたお義姉さんに言われるぐらい)
そしてやーっと全員のお披露目が終わり、次は2013年のFallera Mayor Infantilのお披露目。たすき掛けをしてもらった後は、後ろにひっこみますが…前述の前置きの劇(楽器のかぶり物)の子達が出てきて、何か言ったと思ったら、音楽がガンガンかかり、曲芸師が音楽に合わせて芸を披露(わざわざこの日のために雇われたプロの方だそうです)。意味不明です。でも会場は大盛り上がり。手拍子すごかった。
最後のお披露目は2013年のFallera Mayor
そして、舞台の鍵盤が左右に分かれたと思ったら、2013年のFallera Mayor Infantilが電動女王の座に座って舞台から花道の方へ!
結婚式のゴンドラかよと突っ込みたくなります。しかもこれ、360度回転しますから。
ノリノリ舞台の後は、2013年のFallera Mayor Infantilのスピーチ。5分ぐらいメモも見ず全部暗記してスピーチしてました。でもこっそりパートナー君が、あんなスピーチとかは全部大人が考えるんだと教えてくれ、ちょっと興ざめ。
そして、Silla市の他の町内のFallaの代表者からプレゼントを受け取ります。これも花道を歩いてくるのでイチイチ長い。
やっと2時間のお披露目会が終わりました。ぶっちゃけ、舞台にいるクララちゃんは、超つまんないって顔してたんですが、終わったあとはホッとした表情。体が大きくて大人っぽく見ててもまだ10歳なので退屈で疲れちゃったのではないでしょうか。
わたしも中々楽しめたけれど、もう来年は結構です!パートナー君は絶対に行かないって…お義母さんに、また行こうって言われそうだけど。まだまだ先だと思っていた火祭だけれど、これからどんどん伝統的な衣装を着た人を街で見る機会が増えそうです。
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