アンダルシア仕事&親戚行脚旅行
仕事とバカンスを兼ねてアンダルシア地方を回って来ました。ルートはグラナダ→セビージャ→マラガ→ロケタス・デ・マル→マイレナ→ベルハ→エル・エヒード→アルメリアです。
10月12日~15日:グラナダ(前回の記事「グラナダで2回通ったバル」はこちらから)
グラナダのアラブ風お茶屋さんで一休み
1492年までイベリア半島最後のイスラム王朝の都市としてアラブ文化が栄えたグラナダでは今でもアラブ風のお茶屋さん(Tetería、テテリア)がたくさんあります。アンダルシアの他の町でもよくテテリアを見かけましたが数ではグラナダには敵わない!
いつもならコーヒーやソフトドリンクで休憩のところですがせっかくグラナダにいるのでテテリアに何度か行きました。お義母さんはミント入りの甘いお茶が気に入ったようで、アルカイセリアでお茶とアラブ風のポットを購入していました。家に遊びに行ったらお茶飲ませてもらえる!
店舗情報:アラブ風のお茶屋さん「La Cueva de Ali baba 」
アリババの洞窟という名前のお店でテラス席や窓際席からの眺めが最高です。ダーロ川沿いでアルバイシンへのアクセスも良いので是非お散歩がてらにどうぞ。
- 住所:Puente Espinosa 15, Granada
- TEL:+34 946086989
グラナダ銘菓のpionono(ピオノノ)にもチャレンジ!
ピオノノはグラナダ県のSanta Fe(サンタフェ)という町が発祥のお菓子で、小さなロールケーキの上に卵黄の甘いクリームを載せて焦がせたものでバレンシアでは見たことがありません。
お味は…かなり甘かったです。下の写真はRey Fernandoというお店のピオノノでピオノノ以外のケーキやアイスクリームの種類も多くサンドイッチなどの軽食もあり、混雑していました。テーブル席はないので立食になります。
グラナダ最終日に食べたピオノノは老舗Yslaのもの(写真右)。市内にいくつか店舗があり、ケーキなどの種類も豊富でした。
こちらのピオノノはRey Fernandoに比べると若干甘みは控えめですがそれでも日本人のわたしにはかなり甘かったです。(まずいわけではなく、わたしの口に合わなかっただけです)こちらのお店では2013年9月28日から伝統的なピオノノ以外にもチョコレート味など変わったフレーバーのピオノノも発売しているそうです。
Yslaにはグラナダらしくアラブ風のお菓子の詰め合わせなどもあって親戚へのお土産にしたかったけれどまだまだ道中は長く、気温も高かったので諦めました。
店舗情報:Helados Rey Fernando
Heladosと付いているのでアイスクリームが専門?
- 住所:Calle Reyes Católicos, 28 Granada
- WEB:https://pionono.eu/
- TEL:958 22 49 49
店舗情報:「Casa Ysla」
こちらがピオノノの本家本元のようです。グラナダ市内に店舗がいくつかあるので、下記のURLかGoogle Mapsで場所をご確認下さい。
ピオノノ!
もう15年以上前になってしまったが、好きだったヒターノのヌエボフラメンコのグループの曲に「ピオノノ」ってあって。もちろんそんな物辞書にも載って無かったし、しばらくしてそれがグラナダのお菓子って知って、旅行中勇んで買いに行きましたよ。もちろんCasaYslaの。感想は一言、
「甘い、甘すぎる」
その頃はまだスペインの菓子のなんたるかを全く知らなかったから、こんなに甘い物をスペイン人は食べて平気なのかと、水がぶ飲みしながら何とか完食。リピはなかった…。
甘いよねぇ、でもRey FernandoのやつはCasa Yslaよりも甘かったよ。
小さいお菓子で良かったよね、これがさ、スペインの他のケーキ並に大きかったら完食できないよね。