バレンシアで使う言葉「テテ・テタ」
衝撃的なタイトルですみません。
スペインはスペイン語以外の公用語が3つ(カタルーニャ語、バスク語、ガリシア語)、そしてスペイン語だけれども、ある一定の地域でしか使わない言い回し、言葉、発音、イントネーション・・・バリエーション豊かです。
わたしのスペイン語も知らず知らずのうちに、バレンシア訛りになっています。
で、タイトルの件ですが、よく同じスペイン語を話すはずなのに南米人がびっくりする、バレンシア特有の「おっぱい」(teta、テタ)という呼びかけ。バルセロナに住んでいたこともありますが、あちらでは聞いたことありませんでした。
実はこれ、「おっぱい」とは全く関係無く、「姉妹」の事なんです。兄弟の場合は「tete」(テテ)。
あるいは、実の姉妹ではなくても、愛情を込めて女友達にtetaなんて声をかけたりしますが・・・。うちの同僚君(生粋のバレンシア人)、以前元同僚の南米人の女の子を「teta」と呼びかけ、にらまれちゃったそうで、最近は外国人の場合は慎むそうです。
・・・ってわたしにはじゃあ、どうして使うのよー! って聞いたら、「ま、キミは半分バレンシア人みたいなもんだからね」だって。
みなさま、バレンシアで「おっぱい」と呼ばれてもどうぞ、どうぞ、驚かないで下さい。愛情の印ですから・・・。
なんかそれ、微妙。やっぱし。んー。スペイン人女性、結構「男性と同じ権利持っている」!って感じで「女の子だから」とかいう感じ嫌う人いるけど
根底から言葉が男女ありきだからなぁ、日本語みたいに男女関係ない分化からするとすごい男女を感じるんだよなぁ。
いや、でもここでは「おっぱい」って意味で使ってるんじゃないんですけど・・・。
日本人って性差別するんでしょ? ってよく聞かれるけれど(そんなこと親しく無い人に聞くスペイン人・・・無礼な奴ら)、日本もスペインも変わらないって答えると驚くスペイン人。まったく井の中の蛙ですね-。
ま、もっと驚くのが「日本とスペインどっちが好き?」って聞かれて「日本です」って答えるとなんでって聞いてくるスペイン人ですけど。
うん、わかっていても慣れないというか、あんまり聞いたこと無いんで。
たしかに「どっち好き?」なんで?はありますね。無難に「家族がいるから」っていうと納得します。いろんなこと、スペインが最高だろ!って思っている人多い。スペインしか知らないからね。
もしかすると、ぶちさんが働いているような、ちょっと知的レベルの高い職場では聞かない言葉かも!うちはチャバリートたちがたくさんいるんで・・・。
大体アホな質問するやつは海外にでたことないかわいそうな井の中の蛙なので、日本のいいところたーくさん教えてあげます。