地元の人ばかりのスペイン料理レストラン「El Olmo」
普段は外食もアジア系やエスニック系の外食が多いわたしも、新鮮でよい素材を使った、昔ながらのスペイン料理がたまにたべたくなります。 たまにがつんとスペイン料理。(パエリアだけは別でいつでもたべたいけれど)
El Olmoのお昼のメニューをは16.50ユーロとちょっとお高めだけれど、それだけの価値はあり。
料理人の腕も確か。テーブルにはきちんとテーブルクロスがしかれ、テーブルセッティングもばっちりです。
El Olmoのランチメニュー
まずは表の看板で今日のメニューをチェック。スペインのレストランもお昼のメニューは外の看板に書いてあることが多いです。
おじさんが一人で厨房を切り回しているので、前菜2種類、メイン2種類しかないけれど、パン、デザート、飲み物、コーヒー付き。バレンシアのお昼のメニューの平均は大体10ユーロなので少し高めかな・・・。
でも、お昼のメニューは大抵、コーヒーかデザートを選ぶところが多いので、お得感はあります。
El Olmoで食べたランチ
前菜
野菜のクリームスープ or カプレーゼサラダ
メイン
ステーキ or スズキの焼いた物
わたしは、カプレーゼサラダを。彼氏はクリームスープを。カプレーゼはカプレーゼではなかった。
いや、カプレーゼサラダって書かれている時点で何かがおかしいと気がつくべきだったのかも。でも、これはこれでおいしかったです。ミックスレタスに、わざわざ歯触りを考えてか皮をむいたトマト、クルミ、そして削った山羊のチーズ。仕上げには、スペイン料理にはかかせないおいしいオリーブオイル、塩とバルサミコ酢。
彼氏のスープもお家ではこんな風にはなかなかできないよなぁという感じ。ボリュームもばっちりです。昔ながらの量。
そしてメイン。二人ともお肉にしました。
ここのお肉がおいしいのはすでに実証済み。好みの焼き加減も聞いてくれます。また塩がおいしいんだなぁ・・・。
付け合わせはゆるめのマッシュポテトに、細かく切った野菜のソテー。一見普通に見える付け合わせもとてもおいしい。
いつも感動するのは、一人で働いているおじさんが、お客さんにおいしい料理をきちんとタイミングよく出せるように考えられていること。忙しいだろうに手抜きなし。
そしておまちかねデザート。
スペインのデザートやお菓子は食事で満足しても、最後にずっこけるところが多いけれど、ここではその心配なし。(今後スペイン移住やら滞在を考えている方々、是非日本でおいしいケーキなど食べまくって来てください。きっと恋しくなります)
今日のデザートは4種類で、カットされたパイナップル、イチゴとカスタードクリームのミルフィーユ(Mil hojas)、ホワイトチョコレートのスープ、そしていつもある自家製ティラミス(巨大です)。
夏の間にいつもあったイチゴのデザートが今日はなく、ミルフィーユにしましたが大正解。注文が入ってからパイ生地にクリームを挟むようで、パイ生地がさくさく! おじさんやるな! 妥協、手抜きなし。
彼氏のホワイトチョコレートのスープは、クリームよりはゆるめに仕上げられたホワイトチョコレートのスープにクッキーやら小さなチョコレートマフィン(暖かかったそうです)が飾られている物。
すでにお腹は一杯なのにも関わらず全部たいらげたわたしたち。夜は軽めに和食でした!
おじさん、ごちそうさま。
・・・あれ?本当はここのパエリアを食べに行ったのに・・・。残念ながら、お昼のメニューにパエリア見あたらず。ここのバレンシア風パエリア楽しみにしてたのにな! また行かないと、うん。
レストラン情報:El Olmo
- 住所:Calle Alcácer, 26 Valencia, 46014
- 電話:963 260 138
- 地下鉄の3番線か、5番線のNou D’octubre駅で下車。地下鉄出口のほぼ目の前です。中心地にはないので穴場です。
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