バレンシアで一番好きな野外イベント「食の見本市」
1年間楽しみにしていた食の見本市。
先週半ばからとっても暑くなったバレンシア、春は完全に終わってすでに夏のようです。そんな夏の日差しの下、食の見本市に突撃!
まずはドリンクと食べ物のチケットを購入
最初に会場にいくつかある入り口付近のチケット売り場で飲み物と食べ物のチケットを買います。飲み物4杯分と小さめポーションの食べ物4つだったかな? 10ユーロのチケットなのですが、わたしがお酒を飲めないのでチケットは1枚にして、お水(50セントと安くて良心的)を買っていざ出陣です。
チケットを買うとワイングラスとスペイン風土鍋のCazuela(カスエラ)をお皿代わりにもらえます。もちろん持って帰りましたよ!
Requena(レケナ)の腸詰め祭りの時も思ったけれど、食べ物だけのチケットもあるといいのにな。でもチケットがなくても食べられるものがたくさんあるし、やっぱり10ユーロでいろんなワインやビールが4杯も飲めるっていうのは飲むのが好きな人にはたまらない魅力?
「食の見本市」で食べた物
土曜日の午前中は仕事があるから2時過ぎに会場に到着してもうお腹ぺこぺこのわたし。
取りあえず人がたくさんいるブースでミニサンドイッチ、ピンチョス、Clóchina(クロチナ、バレンシアで獲れるムール貝の小さいやつ)を食べました。パートナー君はまずはビールから・・・。土曜日だしお天気はいいし人がたくさん。野外で食べるご飯って本当においしい。
でもここで食べ過ぎては行けません。
去年から目をつけていた”野外パエリア”のお店の前へ移動します。パエリアは2種類同時進行で作ってました。あと10分で出来るよって言われたので、まだ残っていたXativa(スペイン語ではJativa)名物のArroz al Horno(アロス・アル・オルノ。オーブンで炊きあげるお米料理)を食べながら待つことに。これはどんどん他の所から運ばれてきていつでもあるみたいな感じでした。ちなみにスペインの10分待ちは20分待ちでした、やっぱりね。
そろそろ出来上がりかな? ってところで列に並びます。人のいいパートナー君が列に並んだので横入りされまくり。スペインって1列にきっちり並んでるのなんて大きなスーパーかZARAみたいな大型衣料店で並ばされる時ぐらいかなぁ。いつもはそんなパートナー君や周りにイライラするけれどもま、土曜日だし週末だしお天気もいいし? ゆったり待ちました。(わたしだけベンチに座って!)
Arroz al Hornoも、2種類のパエリア(イカとエビ、鶏肉にアーティチョークと空豆)もサフランではなくColorante(コロランテ)と呼ばれる着色料を入れて作ったパエリアだったけれど火の通し具合は満点。出来たてでおいしかった。普段は肉入りのパエリアを好むわたしだけれど、塩加減で今回はイカとエビに軍配が上がりました。イカはCullera(クジェラ)から揚がったものらしくぷりぷりでおいしかった。パートナー君が近くのブースで選んだ白ワインもおいしかったみたい。
お米料理はどれも1皿3ユーロでした。少しだけ食べたいって人は、土鍋に入れてもらって2ユーロらしいです。パエリアはチケットじゃなくて自腹です。
前半戦はここまで! 飲み物のチケットはあと2枚、食べ物はあと1枚しか残っていません。
写真を見るだけで夏到来、といった感じですね。
アロス・アル・オルノはハティバの名物でしたか、知りませんでした。
本当においしそうで、、、この時間に見るにはちょっぴり酷です。
ナナイチさん、お酒が飲めなくても十分楽しんでいるようですね。私はがっつり飲みたいでーす。
名物なんですけど・・・実はXativaでは食べた事ないのです。
夏は食べる気しないけれど、冬は是非食べに行きたいな!