ちょっと不思議な立派な教会
バレンシアの世界遺産La Lonja de la Seda(ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ、絹の交易所)の目の前にIglesia de los Santos Juanesという教会があります。
大きくて歴史もある感じの立派な教会だけど、たまに行事があったりカギを持っている信徒らしき人が中に入っていく以外は人の出入りも殆どなく、手入れが行き届かないのか敷地内にはゴミが落ちていたり、外見はちょっとすさんだ雰囲気。(ここの信徒の方ごめんなさい!)
ということで、バレンシア在住も10年をこえたので、写真を撮ったついでに重い腰を上げてちょっとだけネットで調べてみました。
こちらの教会はバレンシアでもかなり古い教会で、スペインの教会によくあるように1240年にメスキータの跡地に建設され、元々はゴシック様式だったところを1592年の火災により大規模な修復を施され17世紀~18世紀のうちに今の形になったそうです。ちなみに現在の様式はバロックですが、ゴシック様式もみてとれます。
何度か火災にあったようで、最後の火災被害はスペイン第二共和制時代、未だにその跡が残っているようです。
中にはかなり豪華な装飾が施されおり素晴らしいフレスコ画があるそうです。
バレンシア在住10年にしてようやくどんな教会か調べた腰の重いわたし。ということで興味あるけれど実際に中に入るのはまだまだ先かな…。
スポット情報:ラ・ロンハ正面の大きな協会「Iglesia de los Santos Juanes」
- 住所:Plaza del Mercado, s/n. 46001
2013.11.17.初めてのバレンシア、初めてのラ.ロンハ見学終わり、たくさん人が入って行くので、つられて妻に後押しされつつ入ってしばらくしたら、パイプオルガンとバイオリンとチェロと女性ボーカルで、ミサ曲中心の演奏が始まりました。プログラムを観たら、毎週やっているようでした。初めて聞く感動に心打たれて聞き入っていましたが、息子が居眠りし、船をこぎ始めたので、後ろ髪をひかれつつ、きり良いところで教会を後にしました。外では、マラソンをやっていたり、普段の観光では味わえない貴重な経験をしました。
コメントありがとうございます。
バレンシア観光楽しまれたようで何よりです。わたしは日曜日は車で出かける予定があったのですが、マラソンで車を出せず急遽歩きとなってしまいました。