アンダルシア仕事&親戚行脚旅行
仕事とバカンスを兼ねてアンダルシア地方を回って来ました。ルートはグラナダ→セビージャ→マラガ→ロケタス・デ・マル→マイレナ→ベルハ→エル・エヒード→アルメリアです。
10月16日~18日:マラガ(前回の記事「マラガ」はこちらから)
初めて食べたテヘリンゴ
18日マラガ最終日の朝ごはんはtejeringos(テヘリンゴス)という不思議な名前の物を食べました。
お店にtejeringos(テヘリンゴス)ありますと書いてあったので、これ何ですかって聞いたら「チュロスよー」と言われました。
バレンシアでみるチュロスとは違った形の、ホームメイドの熱々チュロスが出てきました。もちろん冷凍じゃないですよ。希望の本数が選べたので一人2本ずつ食べてエネルギーチャージはばっちりです。
バレンシアに戻ってきてtejeringos(テヘリンゴス)は本当にチュロスだったのかな?それとも違うものなんだろうか?と疑問に思いWikipediaでChurro(チュロ)と調べると地方により呼び名や形が微妙に違うようで、これもチュロスのようです。
Wikipediaによるとセビージャやウエルバはcalentitos(カレンティートス)やmasa frita(マサ・フリータ)、ハエンはtallos(タジョス)、グラナダ、カディス、マラガはtejeringos(テヘリンゴス)、コルドバではjeringos(ヘリンゴス)とも呼ばれると書いてありました。
ちなみに、お義母さんはグラナダ県マイレナ村の出身ですが、tejeringos(テヘリンゴス)という言葉はしりませんでした。マイレナ村はグラナダ県にあるけれどアルメリアが近いからかな?
次回は、お義両親出身の「シエラネバダ山脈アルプハラの小さな白い村」をお届けします。
おもしろいねー。
チュロスの呼び名郷土史!(笑)
元カレの実家があるカディスの山奥ではマサ・フリータって呼んでたけど、厳密にはチュロスとは材料が違うもので、酵母入りの発酵したものを揚げていたよ。チュロスは一般的には小麦粉と水と塩だけだもんね。
で、その元カレの実家の村では、朝早くに、業者さんがその発酵した生地だけ売りに来て、それを各家庭で適当に揚げるの。思い出したわ。
日本人にはちょっと重い朝ご飯だけどたまに食べると嬉しいし、体調良い時だとテンションあがるよね。
れいこちゃん
この後実はエル・エヒードでも朝ごはんに手作りのチュロスに似たようなものを出してもらったんだけど…それはPapaviejaって名前だった。じゃがいも入ってませんけど。マサ・フリータね、そんな酵母入りなんて手が込んでる! って思ったら業者さんが回って来るんだぁ。
わたしもチュロスは年に1回ぐらいしか食べないけれど、そうなの、たまに食べるとなんだか楽しいし、元気がつくよね! よくわかります。