バレンシアで開催される国際パエリアコンクールの日本予選
2014年7月5日(日)に開催される、豊洲パエリアのメインイベントの1つが、パエリアの故郷バレンシアの「第54回国際パエリアコンクール」 参加出場権を獲得するためのパエリアコンクールです。
2013年の「第53回国際パエリアコンクール」では、初出場にも関わらず、バレパエージャの小林シェフと、バルデゲーの栗原シェフが4位入賞(国際部門では1位)に輝いた事も記憶に新しいと思います。
「国際パエリアコンクール」は、バレンシア州スエカ村で毎年開催され、パエリアコンクールとしては最も権威のあるものです。2014年から規定が変わり、日本からの出場枠は3つとなりました。日本の他にも、オーストラリア、アメリカ、中国などで予選があるようです。
そして、この豊洲パエリアで開催されるパエリアコンクールは、日本唯一の公式予選となります。このコンクールで1位~3位になったチームには、「第54回国際パエリアコンクール」の日本代表としての出場権利が与えられ、さらに1位には2名分の往復航空券がプレゼントされるそうです。
パエリアコンクール詳細
- 開催日:2014年7月5日(土)
- 開催場所:豊洲公園(〒135-0061 東京都江東区豊洲2-3-6)
- 募集人数:20チーム(1チーム3名まで)
- 参加費:¥30,000(事前振込み、機材・食材費込)
- 参加条件:日本パエリア協会員であり、国内スペイン料理店の従業員であること。
- 機材及び食材:日本パエリア協会が提供した材料と機材のみでパエリアを作ります。
- 調理するパエリア:Paella Valenciana。バレンシア風パエリア。鶏・ウサギを使用したパエリアで、バレンシアのパエリアといえばこれです。国際パエリアコンクールでも、調理するのはPaella Valencianaになります。
- 企画・運営:日本パエリア協会
6月4日現在、14チームが参加表明をし、残り枠は6チームになっています。
参加者には、機材及び食材が提供され、同じ条件のもとにパエリアを調理するコンクールです。これは、バレンシアで開催される国際パエリアコンクールでも同じ。唯一違うのは、周りに建物があるので、煙を配慮し、薪だけではなく、炭も使用すること。スエカ村のコンクール会場の近くには民家がたくさんあるのんですけどね…これはスペインと日本の違いかな?(家の中かなり煙で燻されているはずです。)
スペイン料理店勤務の方には、お店の宣伝にもなり、他のレストランとの交流を深めるチャンス、イベントに参加する一般人には、プロのパエリア調理法を間近で見られる良い機会だと思います。
その他にも楽しいイベントが盛りだくさんな豊洲パエリア。パエリアコンクール以外のイベント情報は別途記事にします。お楽しみに!
★ 去年のバレレンシア・スエカ村のコンクールの様子に興味がある方はこちらから⇒ スエカ村パエリアコンクール突撃レポート!
大阪でもお願いします
Iwasakiさん、是非、東京の豊洲パエリアに参加して、日本パエリア協会に直談判してみて下さい! でもこういうイベントが日本全国に広がってイタリアンのようにスパニッシュが身近な料理になったらいいなーと思っています。