バレンシアで北スペインの料理が楽しめる「La Firma」

レストラン・バル

スペイン北部の料理をに舌鼓!

パートナーにとっての新婚旅行の忘れられない味となったのが、レオンのMorcilla Leonesa(モルシージャ・レオネサ)。Morcilla(モルシージャ)とは豚の血で作った真っ黒なソーセージなんですが、Morcilla Leonesa(モルシージャ・レオネサ)は、腸詰にはなっておらず、スペインの土鍋Cazuela(カスエラ)にアツアツのパテのような状態で出てきます。そしてスパイシー。ピリッと辛いんです。

バレンシアでは食べられないなとあきらめていたんですが、バレンシアの中心部にMorcilla Leonesa(モルシージャ・レオネサ)が食べられるお店を発見しました!

お店の外(歩道側)からは良く見えませんが、実は中に素敵なテラス席があります。

La Firma」(ラ・フィルマ)というレストランで、レオン・ガリシア・アストゥリアス地方の料理を提供しています。普通のタパスっぽいものからメインとなる料理もあるので、バル的にもレストラン的にも使えます。パティオを利用したテラス席は大人気なので、テラス席希望の場合は予約必須のようです。(画像はクリックで拡大されます。)

店内の様子。

こんな感じでかわいらしいお店なんですが、料理は意外と直球スペイン料理です。

店内の様子。

「La Firma」で食べた物

まずはイワシの燻製と生ハムのコロッケ。どちらも1ピースから頼めます。イワシの燻製も手作りコロッケも美味しい。冬は残り物のコシードで作るコロッケもあるとか。ザ・スペインの家庭料理ですね。

イワシの燻製。
生ハムのコロッケ。

スペイン北部お約束のラコンもすごく美味しい!

ラコン。ガリシア地方のハムのようなもの。

Morcilla Leonesa(モルシージャ・レオネサ)はレオンにいたときも思ったけれど、2人で食べると量が多い。でも夢見まで見たMorcilla Leonesa(モルシージャ・レオネサ)を目の前にしてしっかり完食。こういう好物を食べるときのパートナーの胃袋の大きさに脱帽。レオンと同じ味でしたよ。昼食食べ過ぎていなければもっと他にも試したいものがありました。

これが、Morcilla Leonesa(モルシージャ・レオネサ)です。
パンにつけて食べます。

おなか一杯なんですが、料理がどれも美味しかったので思わずデザートを頼んでしまいました。
これは、Horchata de Torrija(オルチャタのトリーハ)。トリーハはスペイン風フレンチトーストですが、牛乳の変わりにオルチャタにつけて焼いているみたいです。風味もいいし、ふわふわでとっても気に入りました。

こちらが絶品だったオルチャタのTorrija(トリーハ、スペイン風フレンチトースト)

お会計は上記の料理にワイン2杯、ガス入りのお水1本、コーヒー2杯で40€ちょっとでした。ロケーション、お店の雰囲気、料理のクオリティを考えたら高くないと思います。サービスの人もみんな感じがいいし、グラスワインは1杯なんと2ユーロ! 女子会にも使えそうでした。

お店の方曰く、事前予約でファバダや豆とあさりの煮込み、レオン風コシードなども作ってくれるそうです。僕たちの料理は冬が本番だから寒くなったらまた来てね、とのことでした。絶対にうかがいます!

La Firma」は、バレンシアの中心部にも近く、英語も通じるので観光客の方にも使い勝手がいいお店だと思います。ぜひご利用下さい。

店舗情報:中心部に近い英語も通じるレストラン「La Firma」(ラ・フィルマ)

  • 住所:Calle del Grabador Esteve, 38, 46004
  • WEB:http://lafirma.es/
  • 電話:960 06 89 81

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盛 千夏

盛 千夏

スペイン庶民生活@バレンシアの運営&管理者。 スペインには1997年に初上陸。1999年~2001年にバレンシアに1年半留学。2002年にバレンシアに再び語学留学にやってきて、運よくバルセロナで仕事を見つけ労働許可取得。 バルセロナの医療系出版社でプロジェクトマネージャーとして働いた後、バレンシアが好きすぎてバレンシアの高級和食レストランに転職。その後は英語学校秘書、スペイン語学校のコミュニティマネージャーを経て現在は、バレンシア専門の留学エージェンシー「バレンシア・スペイン留学」を運営するしがない自営業。 家族はフランス生まれのスペイン人夫に猫が2匹。

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