スペインでクリスマスプレゼントを配るのは1月6日!
1月6日はキリストの誕生を祝うために、東方三賢人がはるばる遠くから贈り物を持って生後間もないキリストを訪れたの日で、スペイン全土の祝日です。
東方三賢人にちなみ、スペインではクリスマスか、東方三賢人の日にプレゼント交換をします。中にはラッキーな子供もいて、2回もらったりもしていますけどね・・・。
悪い子がもらえるプレゼント
さて、1年間いい子だった子は、東方三賢人からプレゼントがもらえるけれど、悪い子はどうなるか。
正解は「炭」をもらうでした。
昔は本当の炭だったんでしょうかね・・・今はお菓子屋さんやパン・ケーキ屋さんで、「炭」(Carbon、カルボン)が売られています。
砂糖でできたお菓子で、甘いだけ&歯が折れそうなぐらい固くておいしくないので、やっぱりお仕置きの一種?
わたしは去年は「炭」さえもらえませんでしたが、今年はパートナー君から「炭」いただきました。
東方三賢人の日に食べるケーキ
そして忘れてはいけないのが、この日に食べる特別のケーキ。
ドーナツ型の生地の間にクリームが挟まっているものです。Roscon de reyes(ロスコン・デ・レジェス)と言ってクリスマス頃から冷凍のものがスーパーで売り出され、東方三賢人の日が近づくとパン屋さんやケーキ屋さんはロスコンを焼くのでてんてこ舞いです。
このロスコン、生地の中に「当たり」と「はずれ」が入っていて、自分に切り分けられたロスコンの中に「当たり」(大体お人形で陶器が多い)が入っていれば、ロスコンについてくる王冠をかぶってその日は一日王様気分。
「はずれ」(そら豆)をひいた人は・・・ロスコン代を払う、となっています。払わされた人見たことないけれどね。
ロスコンのクリームはNata(ナタ、生クリーム)、Trufa(トゥルファ、チョコレートクリーム)、そしてCabello de angel(カベジョ・デ・アンヘル、天使の髪という意味)というそうめん南瓜を使ったあまーいクリームがメイン。
今年のロスコンは、お義母さんとパートナー君の好みでCabello de angelだったけれど・・・わたしは、あまり好きではないので、本当に小さな一切れだけもらってあとはフランス版ロスコン、ガレット・デ・ロワを買って食べちゃいました。
ガレット・デ・ロワは、バレンシア在住日本人の心の支え(?)、フランス風のパン屋さん、El Parisienで買えます。
ロスコンは季節モノだから食べなくてはいけないけれど、うーーーん、やっぱりフランスのお菓子はおいしい。
来年はせめて生クリームのロスコンを買うか、せっかくだからフランス式にしよう、と誓ったのでした。
炭、食べる気にはならないですよね。。
でも、友人Lさん、好きなんだって、あれ。。
フランス風の方が断然おいしそうですね。
っていうかパンですよね、あれ。
え、あの炭が好きなの??? びっくりー!
あれどうやって食べていいのかわからず食卓に載ったまま。もう煮物するときにでも砂糖代わりに入れようかと思ってます。
フランス風のやつは、El Parisienは1ピースからかえますよ。1ホールだと大きいから小さく切ってあるの。それでも大きいけれどおいしかった。来年は是非お試しあれ!
いや、マジで。甘くておいしいって。砕いて舐めれば氷砂糖みたいな。。。?彼女がこの前チョコレートを飲むのに作ってくれたんだけど、無理でね、、料理おいしいんだけどなぁ。ここらへんの味覚は、子供時代に作られたんだろうな。
アリカンテで売ってるのみたことないな。Lさん妹がバレンシアから来るから聞いてみるかな、覚えてれば。
た、確かに甘いけれど・・・甘いだけ!!!
わたし氷砂糖は好きなんですけどね。なんでだろう。歯が割れそうなぐらい固いからかな。
ガレット・デ・ロワも季節モノだからお早めに!