寒い日の料理:Fabadas Asturianas

スペイン料理

スペイン北部アストゥリアスの郷土料理に挑戦!

先々週、先週とバレンシアは雨も降ってかなり寒かったのでスペイン料理、それも煮込みばかり作ってしまいました。

時間は掛かっても骨付き肉、チョリソ、生ハムの骨なんかをぶち込んで煮込み、後は塩で味を調えれば出来りのFabada Asturiana(ファバダ・アストゥリアナ)とCocido(コシード)を大量に作り、毎日同じモノを食べて寒い日々を乗り越えました。はい、料理手抜きしました。

ちなみに我が家暖房ありません。ラジエーターがあるんですが、猫がいるため部屋のドアを閉めないので暖房入れても部屋が暖かくなるまで時間がかかるのと、それほど室内の温度が下がらないので、温かい食べ物、飲み物、洋服で越冬しています。

材料はこれに塩だけ。
できあがり!
豆はたっぷりの水、チョリソなどはぬるま湯で1晩つけます。
この日は楽してこれだけのご飯…夜に野菜を食べました。

Fabada Asturianaは名前の通り、アストゥリアス地方の料理です。スペイン北部のアストゥリアスは雨も多く、緑豊かで私たちが想像する乾いた大地に照りつける太陽のスペインとはまったく違った土地柄です。
チョリソ、Pancetaと呼ばれる豚の脂身、Morcilla(モルシージャ、豚の血のソーセージ)が入っているパック(スーパーで2ユーロ程度)、生ハムの骨と豆を煮込んだだけのシンプルな料理です。でもすばらしい出汁がそれぞれのお肉から出るので、塩で味を調えれば失敗なしの料理です。

熱々を食べると、ものすごいカロリーが発熱して体がポカポカしてくる一品です。寒い冬にスペインに来ることがあったら是非お試し下さい。

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盛 千夏

盛 千夏

スペイン庶民生活@バレンシアの運営&管理者。 スペインには1997年に初上陸。1999年~2001年にバレンシアに1年半留学。2002年にバレンシアに再び語学留学にやってきて、運よくバルセロナで仕事を見つけ労働許可取得。 バルセロナの医療系出版社でプロジェクトマネージャーとして働いた後、バレンシアが好きすぎてバレンシアの高級和食レストランに転職。その後は英語学校秘書、スペイン語学校のコミュニティマネージャーを経て現在は、バレンシア専門の留学エージェンシー「バレンシア・スペイン留学」を運営するしがない自営業。 家族はフランス生まれのスペイン人夫に猫が2匹。

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盛 千夏

盛 千夏

このサイトの運営者。1999年からスペイン在住。 本職は無料のスペイン留学エージェント。家族はスペイン人の夫+猫3匹。 趣味は料理と食べる事!

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