寒い日のスペイン料理:Cocido(コシード)

スペイン料理

マドリードの名物料理Cocido(コシード)

もっと寒い時にUPすればよかったなぁ…食べ物や火祭りの写真がたくさんでブログの更新が追いついていません。

Codido(コシード)、またはCodido Madrileño(コシード・マドリレーニョ、マドリッド風コシード)と呼ばれる料理です。鶏・豚・牛(全部骨付き)、Pelota(ペロタ、ボール)と呼ばれる大きな肉団子、生ハムの塊に、生ハムの骨を長時間煮て取った濃厚なスープが絶品です。

スープが前菜で、その次に肉や野菜の具を食べるんですが、わたしは全部食卓出します。

バレンシアではPuchero(プチェロ)と呼ばれる似たような煮込み料理があります。こちらもFabada Asturianaと同じで時間はかかるけれど塩で味を調えればいいだけの絶対失敗しない料理です。

個人的には野菜をたくさん入れるのでCocidoの方が好き。毎日食べられます。

自家製のCocido(コシード)

作り方は本当に簡単。煮込むだけ、それだけなのです。

ガルバンソ豆をお肉と一緒に煮るレシピもありますが、わたしは大目にスープを取り、後で他の料理に使うのでスープを濁らさないためにスープを取り分けるまではガルバンソ豆は別にゆでて、柔らかくなり始めたら他の材料と一緒に煮込む派です。

お肉屋さんで適当に選んだもの。鶏肉、豚肉、牛肉それぞれ骨付き&脂身付きです。右下の丸いモノはPelota(ペロタ、ボール)と呼ばれるバレンシアの煮込みに入れる肉団子。
肉からスープを取ったら、別に煮ておいたガルバンソ豆を入れて1時間、最後の1時間でニンジンとジャガイモを加えて更に煮込みます。
肉を入れ、セロリ、大根、カブのような野菜などを入れて煮込み開始。左上にその肉くれと言わんばかりに鳴いている猫が写ってしまいました。
まずはスープにパスタを入れたモノを飲みます。でもわたしは勝手に野菜やらガルバンソ豆、そして肉までも入れて食べてしまいます。

Codidoは、初めに濃厚なスープにパスタを入れたモノを前菜として食べ、その後野菜やお肉を食べるそうなんですが、わたしは全部一気に食卓に出します。
面倒だし、それにこの濃厚なスープに野菜や肉を入れて食べるとおいしいんだもん!

肉と野菜。
ガルバンソ豆。

がっつり6人分作ってほぼ毎日食べていたので、暖かくなった今体重計に乗るのが怖いです。

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盛 千夏

盛 千夏

スペイン庶民生活@バレンシアの運営&管理者。 スペインには1997年に初上陸。1999年~2001年にバレンシアに1年半留学。2002年にバレンシアに再び語学留学にやってきて、運よくバルセロナで仕事を見つけ労働許可取得。 バルセロナの医療系出版社でプロジェクトマネージャーとして働いた後、バレンシアが好きすぎてバレンシアの高級和食レストランに転職。その後は英語学校秘書、スペイン語学校のコミュニティマネージャーを経て現在は、バレンシア専門の留学エージェンシー「バレンシア・スペイン留学」を運営するしがない自営業。 家族はフランス生まれのスペイン人夫に猫が2匹。

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