スペインではイースターが始まりました
先週の日曜日(Domingo de Ramos、ドミンゴ・デ・ラモス、枝の主日)からSemana Santa(セマナ・サンタ、聖週間orイースター)が始まりました。
先週の土曜日に中央市場に行ったときには場外に臨時売店が出ていて、こんなお飾りを売っていました。
イースターの飾り
この「枝の主日」(Domingo de Ramos)の枝は「シュロ」・・・だけど「シュロ」って何んだろうと思って調べたら、どうやら「ナツメヤシ」の事らしいですね。
この飾りもスペインには「ナツメヤシ」がたくさんあるから本物の「ナツメヤシ」なんだろうか。
宗教行事にまったく興味ないパートナー君に聞いたけれど、ひと言「知らない、あんな飾り始めて見た」と一蹴されてしまった。
ま、わたしも一応旧約聖書も新約聖書も知識として必要かなと読んだけれど、宗教行事に関してはスペインに住みながらも無知なまま。
今年初のオルチャタ
この日は、このお飾り何よ、そういえば毎年見かけているかも・・・と一瞬疑問に思ったけれど、宗教行事よりオルチャタ飲みたいわたしは、今年初のオルチャタをバレンシアの中央市場でいただきました。
お味は・・・まぁまぁ。もっとオルチャタ特有のざらざらした舌触りが楽しめるやつが良かった。
でもここ中央市場のオルチャタは初めて飲む人には飲みやすいと思います。甘さも他に比べて少し控えめかな、それでも十分甘いけれど。(でも観光客は絞りたてフルーツジュース飲んでた、ははは。)
Farton(ファルトン)と呼ばれる細長いオルチャタに浸して食べるパンは、スーパーで売っているものだったのでオススメしません。
日曜日の「枝の主日」は、「救い主(=イエス・キリスト)のエルサレム入城」の日なので、このお飾りを持ってエルサレムの町を練り歩く世界各国から集まったキリスト教徒がテレビのニュースを見ました。
スペイン人や、なんとメキシコからやってきている人々も。
聖週間で有名なアンダルシアは今年もこの時期は雨が多く、イエス・キリストやマリア様を乗せた山車が出なかったり、無理やり雨の合間をぬって練り歩いたけれど2時間でお開きになったり・・・。
毎年スペインは聖週間の時期は雨に泣かされます。冬にほとんど雨が降らなかったから、恵みの雨と思って我慢しないとだけど、聖週間に思い入れのある人たちは複雑な気持ちだろうな。
わたしもパートナー君も木曜日~月曜日まで聖週間のお休みが5日あります。でも雨が降るみたいなので特に予定は決めないで晴れたら、そして安いホテルが見つかれば1泊2日でどこかに行きたいな。
コメント